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平成28年度以降入学者 | 中国現代文学研究4 | ||||
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平成27年度以前入学者 | 中国現代文学研究4 | ||||
教員名 | 山口 守 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 台湾文学の歴史と作品を学ぶ。1960年代モダニズムから原住民族文学まで。 |
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授業のねらい・到達目標 | 1945年の中華民国復帰と国民党軍事支配,その後の民主化まで,台湾社会は日本植民地統治記憶と抗日戦争記憶の接合・非接合を中心に,多様で多元的な社会へと変化してきた。文学もその動きと連動しながら,中国語創作が主流になる中で,エスニシティと個人の両レベルで様々な実践が展開された。ここでは主として言語における主体性と,言語による主体性の両方を,外省人作家白先勇と原住民族作家リグラヴ・アウの作品を通して学習する。 |
授業の方法 | パワーポイント等を使用する講義と中国語テキストの講読を組み合わせて授業を行う。前半は1945年以降の台湾文学の流れを概説した後,1960年代モダニズムの代表的作家白先勇「孤恋花」の映画化作品の中国語シナリオを読む。後半は台湾原住民族の文化と歴史を概説した後、台湾パイワン族作家リグラヴ・アウの中国語作品「眷村歳月的母親」を読む。なお指示されたときにレポートを提出することが求められる。 |
履修条件 | 中国語テキストを読解できる中国語能力があること。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 教材の一部をネット上にアップするので、自分でダウンロードする。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス「1945年以降台湾文学の流れ」 |
2 | 白先勇と1960年代モダニズム1 |
3 | 白先勇と1960年代モダニズム2 |
4 | 白先勇「孤恋花」1 |
5 | 白先勇「孤恋花」2 |
6 | 白先勇「孤恋花」3 |
7 | 白先勇「孤恋花」4 |
8 | 台湾原住民族の歴史1(エスニシティとアイデンティティ) |
9 | 台湾原住民族の歴史2(霧社事件、および関連映画) |
10 | 台湾原住民族の歴史3(リグラヴ・アウと言語アイデンティティ) |
11 | リグラヴ・アウ「眷村歳月的母親」1 |
12 | リグラヴ・アウ「眷村歳月的母親」2 |
13 | リグラヴ・アウ「眷村歳月的母親」3 |
14 | リグラヴ・アウ「眷村歳月的母親」4 |
15 | 全体のまとめ |
その他 | |
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教科書 | 白先勇 『台北人』 国書刊行会 2008年 他の授業で『講座台湾文学』を使用している受講生は改めて購入しなくてもよい。他の教材は授業開始時にダウンロード方法を指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(100%) 平常点にはレポート提出と翻訳課題を含む。 |
オフィスアワー | 山口研究室 月・水・木6限以降。ただし必ず事前に学科事務室で予約すること。 |
備考 | 前期から続けて受講すると理解がより深まる。 |