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平成28年度以降入学者 | 精神保健学 | ||||
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平成27年度以前入学者 | 精神保健学 | ||||
教員名 | 服部 卓 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 心の健康(メンタルヘルス)について考える学問として精神保健学について学ぶ。 |
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授業のねらい・到達目標 | 精神保健学はそれぞれの精神障害への知識を得るだけでは無く、精神的な健康の保持・増進を取り扱う学問として発展してきている。さまざまなメンタルヘルス上の問題について理解を深め、同時に、私たちの周囲にあるストレスとのかかわり方について考えて行くことができるようにする。 それらを学ぶことを通じて、皆さん自身がこのストレスの多い社会においてどのように心の健康を保ってゆくか、さらに、メンタルヘルス上に課題をもつ人々がその課題を抱えながらもWell Beingに生きてゆくと言うことはどういうことなのかを考えられるようになることを目標とする。 |
授業の方法 | 講義によって行う。テーマによってはグループディスカッションを取り入れ、理解を深める一助としてミニレポートを課する。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 次回のテーマについてキーワードを出すので、それについて次回までに自分なりに考察をしてみよう。 それぞれのこころの病についてケースシートを準備するので、講義の前に読んでおく。 授業では、時間の関係で取り上げられなかったテーマも出てくるので、それについて自分で学習し、疑問点・考えたことがあれば次の会の講義で遠慮なく問いかけてください。 |
授業計画 | |
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1 | 精神保健学入門 その考え方と広がり |
2 |
メンタルヘルスにおけるいくつかの視点 [準備] 心の健康に関する資料を配布するので、それを読んでこころの健康について考えてみる |
3 |
メンタルヘルスにおけるセルフケア ストレスとその対処 [準備] ストレスに対する心理学的な介入にはどのようなものがあるか調べておく |
4 |
メンタルヘルスの問題1;精神症候学入門 [準備] こころの病を記述する用語を紹介するので、そのようなものがあるのか見ておくこと |
5 |
メンタルヘルスの問題2;うつ病 心理学的介入、私たちにできること [準備] 自分自身、自分の親しい人がうつ病になったらどうすればよいか考えてみる |
6 |
メンタルヘルスの問題3;自殺とその予防について考える [準備] 自殺の予防法について考えておく |
7 |
メンタルヘルスの問題3;不安障害を中心に、その特徴と対処 [準備] ケースシートを読んでおく |
8 |
メンタルヘルスの問題4;発達障害とその広がり それって発達障害? [準備] 発達障害的な一面が自分にもないか、ケースシートを見て考えてみる |
9 |
メンタルヘルスの問題5;若者のメンタルヘルス 自分について考える [準備] 自分自身のこころの健康について改めて考えてみる |
10 |
メンタルヘルスの問題6;嗜癖の問題 様々なものへの依存 [準備] どのような依存があって、自分は何かに依存しやすいか考えてみる |
11 |
メンタルヘルスの問題7;統合失調症 精神障害とそのリカバリー [準備] ケースシートを読んでおく |
12 |
メンタルヘルスの問題8;高次脳機能障害、認知症とは まず理解することから [準備] 脳の全体的な働きについて確認しておく |
13 |
メンタルヘルスへの取り組み-職場、学校、家庭で [準備] ここのところ話題となっている働くこととこころの健康について調べてみる |
14 | 精神保健に関する文献調査、情報収集、課題のまとめ |
15 | 授業のまとめ;あなたが精神的に健康でいるために |
その他 | |
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教科書 | なし、適宜レジメを配布する |
参考書 | 適宜、授業内で紹介してゆく |
成績評価の方法及び基準 | レポート(75%)、ミニレポート(25%) ミニレポートはその日の講義内容に関してそれぞれの考えるところを記してもらう形で行う。 レポートは、授業で取り上げた内容についていくつかのテーマをあげ、その中から一つを選びレポートを作成してもらう。 |
オフィスアワー | 当授業終了後、本館3階 心理学科事務室にて20分 |