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科目名 平成28年度以降入学者 |
生徒指導・進路指導論 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
生徒指導・進路指導論 | ||||
教員名 | 攪上 哲夫 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 生徒指導の意義や役割をを理解し、学校現場で問題となる不登校、いじめ、暴力行為、学習障害等のさまざまな問題について理解を深める。生徒指導上の問題に対する具体的、実践的な能力を養う。また、進路指導と学級経営の問題を取り上げ、進路指導、学級経営の意義や在り方について理解を深め、生徒指導との関係を考察する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 生徒指導の意義や役割について、ガイダンスの機能の充実の視点も加えて理解し応用できる。授業では、事例研究を通して、生徒指導上の諸問題への対応について実践的に活用できる能力を身に付ける。 |
授業の方法 | 講義形式を中心とするが、グループディスカッションを挟みながら双方向の授業で進めることもある。各課題に対する小レポートと課題レポートの提出を求めることもある。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 生徒指導上の問題について客観的な資料及び政府機関等のデータを積極的に活用して授業に臨むこと。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション:講義概要と授業方法の紹介:生徒指導の意義と役割について理解する。 事前学習:『生徒指導提要』(pp.1~3)を読み、生徒指導の意義について予備知識を持つ。 事後学習:『生徒指導提要』(pp.4~8)を読み、教育課程における生徒指導の位置づけをシートにま とめる。 |
2 |
生徒指導の進め方「不登校の原因と対応」:不登校生徒が生まれる背景と対応について考察する。 事前学習:『生徒指導提要』(pp152~159)を読み、不登校生徒の特徴をつかむ。 事後学習:担任として不登校生徒とどう向き合うか考え、ワークシートにまとめる。 |
3 |
生徒指導の進め方「いじめ問題 現状と課題」:いじめ問題の現状と原因を考察する。 事前学習:『生徒指導提要』(pp173~177)を読み、いじめ問題についての予備知識を持つ。 事後学習:いじめの現状と課題をワークシートにまとめる。 |
4 |
生徒指導の進め方「いじめ問題 いじめ問題への対応」:いじめ問題への対応策を考察する。 事前学習:配布資料を読み、いじめ問題への対応を考え、授業に臨む。 事後学習:担任として、いじめが起きた場合、どのように対応、指導するか、ワークシートにまとめる。 |
5 |
生徒指導の進め方(4)「暴力行為 暴力行為の原因と対応」:暴力行為の実態と対策について考察する。 事前学習:配布資料を読み、暴力行為の現状をつかむ。 事後学習:暴力行為に対する各学校の取り組み方を調べ、ワークシートにまとめる。 |
6 |
生徒指導の進め方(5)「発達障害の実際と対応」:発達に傷害のある生徒への対応を考察する。 事前学習:『生徒指導提要』(pp.160~162)を読み、発達障害の生徒について予備知識を持つ。 事後学習:発達障害の生徒への指導をワークシートにまとめる。 |
7 |
生徒理解「チーム支援の方法 石隈・田村式援助シートの活用」:生徒理解を進める方法の演習を行う。 事前学習:配布資料を読み、石隈・田村式援助シートの使用について予備知識を持つ。 事後学習:援助シートを用いた課題を考察する。 |
8 |
生徒理解に関する法制度「校則の内容と運用」:校則の内容と運用について考察する。 事前学習:校則の実態を調べ、ワークシートにまとめる。 事後学習:校則を守らない生徒への指導について、懲戒との関係からワークシートにまとめる。 |
9 |
生徒指導に関する法制度「懲戒・体罰・出席停止」:懲戒・体罰・出席停止の法的根拠と実際も運用につ いて考察する。 事前学習:配布資料を読み、懲戒・体罰・出席停止の内容について予備知識を持つ。 事後学習:体罰事件の記事を読み、体罰の実態をワークシートにまとめる。 |
10 |
生徒指導に関する法制度(2)「いじめ防止対策推進法」:いじめ防止対策推進法の内容を理解する。 事前学習:配布資料を読み、いじめ防止対策推進法の予備知識を持つ。 事後学習:法律制定の現状について総括し、ワークシートにまとめる。 |
11 |
生徒指導に関する法制度(3)「進路指導の現状」:進路指導の現状を表やグラフより読み取る。 事前学習:配布資料を読み、進路指導の理念について予備知識を持つ。 事後学習:進路指導の理念について確認する。ワークシートにまとめる。 |
12 |
進路指導の実際「進路指導の歴史と今後」:進路指導からキャリア教育への変遷を理解する。 事前学習:配布資料より、進路指導の歴史を押さえ、ワークシートにまとめる。 事後学習:進路指導からキャリア教育への移行の意味をまとめる。 |
13 |
進路指導の実際「中学校・高等学校のキャリア教育 演習」:キャリア教育の実際について演習をする。 事前学習:中学校、高等学校のキャリア教育の実際について調べておく。 事後学習:今後のキャリア教育について、自分なりの考えをまとめる。 |
14 |
学級経営の充実「学級経営と生徒指導」:生徒指導と学級経営の関係と意味について理解する。 事前学習:中学校、高等学校の学級経営の基本について、配布資料よりポイントを押さえる。 事後学習:映像で視聴した学校の学級経営について、生徒指導の観点からまとめる。 |
15 |
授業の総括「生徒指導と人格形成」:これまでの授業を振り返り、生徒指導の本質を理解する。 事前学習:生徒指導提要を読み返し、生徒指導の基本事項を押さえる。 事後指導:これまでの学習を振り返り、生徒指導の基本を踏まえて実習等に当たる。。 |
その他 | |
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教科書 | 文部科学省 『『生徒指導提要』 (『生徒指導提要』)』 教育図書 2010年 第初版 『生徒指導提要』は、授業中のみならず、事前・事後学習で使用するので必ず購入するようにしてください。 |
参考書 | 高橋哲夫 『生徒指導の研究』 教育出版 2009年 第三版 参考文献については授業時に紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(20%)、レポート(50%)、授業参画度(30%) 評価方法の詳細については第1回目の授業時に説明する。 |
オフィスアワー | 授業終了時 |