検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れて、検索してください。
平成27年度以前入学者 | 数学研究1 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 田中 周二 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 数学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 前半は数学講究2に続いて「データ解析のための統計モデリング入門」の残った部分(第6~7章)を輪読する。 内容は、GLMMと階層ベイズモデルの基礎である。 後半はこれらの手法と主に人口と健康データを利用して実際のRを使った統計処理と分析ができる能力を付けられるようにトレーニングを行う。 |
---|---|
授業のねらい・到達目標 | 統計ソフトウェアRを使って階層ベイズモデルを使ったデータ処理と統計分析が自分でできるようにする。 |
授業の方法 | 教科書に沿ってRのプログラムを実行しつつ、与えられた課題について自分でプログラミングを行う。 |
履修条件 | 数学科の内規による |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前学修:数学研究Iでは本格的にRを使った統計分析の方法を学ぶためPC操作に慣れてもらうため予習をしてもらう 事後学修:ほぼ毎回課題を出すので必ずそれをやること 授業計画コメント:数学研究Iは週一コマしかないため時間内は集中して取り組むことが求められる |
授業計画 | |
---|---|
1 |
オリエンテーション 3年生に与えた課題について提出させ復習を兼ねた意見交換を行う。 |
2 | 教科書の第6章に関連して教員が与えた課題に対するアプローチを学生間で話し合って提出しあう。そのモデルをRを使って書き表す練習を行う。 |
3 | 教科書の第7章前半に関連して教員が与えた課題に対するアプローチを学生間で話し合って提出しあう。そのモデルをRを使って書き表す練習を行う。 |
4 | 教科書の第7章後半に関連して教員が与えた課題に対するアプローチを学生間で話し合って提出しあう。そのモデルをRを使って書き表す練習を行う。 |
5 | 比較的大きなデータXを使った線形回帰モデルを使った演習を行う。ファイルからデータの読み込み,ファイルへの書き込み、グラフィックスについて学ぶ。 |
6 | 比較的大きなデータYを使ったGLMを使った演習を行う。ファイルからデータの読み込み,ファイルへの書き込み、グラフィックスについて訓練し、TeXで分析結果を書く連数をする。 |
7 | 人口統計学1についての文献を学生Aが調査してきて、その内容を発表し、学生Bがノートを書き取り教員に提出する。このデータをRを用いて学んだモデルによりデータ分析する練習を行う。 |
8 | 人口統計学2についての文献を学生Bが調査してきて、その内容を発表し、学生Cがノートを書き取り教員に提出する。このデータをRを用いて学んだモデルによりデータ分析する練習を行う。 |
9 | 人口統計学3についての文献を学生Cが調査してきて、その内容を発表し、学生Dがノートを書き取り教員に提出する。このデータをRを用いて学んだモデルによりデータ分析する練習を行う。 |
10 | 医療・健康データ1についての文献を学生Dが調査してきて、その内容を発表し、学生Eがノートを書き取り教員に提出する。のデータをRを用いて学んだモデルによりデータ分析する練習を行う。 |
11 | 医療・健康データ2についての文献を学生Eが調査してきて、その内容を発表し、学生Aがノートを書き取り教員に提出する。のデータをRを用いて学んだモデルによりデータ分析する練習を行う。 |
12 | 介護データ1についての文献を学生Eが調査してきて、その内容を発表し、学生Aがノートを書き取り教員に提出する。のデータをRを用いて学んだモデルによりデータ分析する練習を行う。 |
13 | 介護データ2についての文献を学生Eが調査してきて、その内容を発表し、学生Aがノートを書き取り教員に提出する。のデータをRを用いて学んだモデルによりデータ分析する練習を行う。 |
14 | 前期の振り返り |
15 | 課外学習 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 『データ解析のための統計モデリング入門/一般化線形モデル・階層ベイズモデル・MCMC (確率と情報の科学)』 岩波書店 2012年 金明哲 『Rによるデータサイエンス-データ解析の基礎から最新手法まで』 森北出版社 2007年 中澤 港 『Rによる統計分析の基礎』 ピアソンエデュケーション |
参考書 | R.デュレット(今野紀雄ほか訳) 『確率過程の基礎』 シュプリンガーフェアラーク東京 2013年 第2版 藤澤洋徳 『確率と統計 (現代基礎数学シリーズ13)』 朝倉書店 2006年 第1版 田中 周二 『Rによるアクチュアリーの統計分析 (シリーズ 統計学のプラクティス)』 朝倉書店 2011年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(50%)、レポート(20%)、授業参画度(30%) 特別の事情がない限りセミナーには毎回出席すること 順番が回ってきたら必ず予習し、自分の言葉で発表すること 時々与えられる課題に挑戦し自らの頭脳で考え抜くこと |
オフィスアワー | 火曜日の13時から14時半までは研究室にいることが多い。 |