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心理検査法特講

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平成27年度以前入学者 心理検査法特講
教員名 岡田 和久
単位数    2 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 心理臨床の実践現場で使用される心理検査の理論的背景やその限界、心理検査に関する職業倫理、そして近年着目されている「治療的アセスメント」について学ぶ。
授業のねらい・到達目標 各心理検査の特徴ならびに長所や短所について説明することができる。
心理検査を実施する際に必要な倫理観を身につける。
限界のある心理検査結果の効果的なフィードバックを理解する。
授業の方法 配布資料をもとに講義形式で行う。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業計画にはややお堅い内容が並んでいるように思われるかもしれない。しかし、本講義はいろいろな角度から心理検査をより深く学びたい学生のための科目であることから、普通に学んでいるだけでは知ることのなかった心理検査に関する「目から鱗の情報」が盛りだくさんで構成されている。
事前学修では、あらかじめ配布された資料に目を通しておくこと。
事後学修では、授業での学びを自身の心理検査体験と結果を照らし合わせることで理解を深めること。
授業計画
1 オリエンテーション
2 心理検査の概論
3 知能検査①-知能検査の歴史
4 知能検査②-知能の表示法
5 知能検査③-知能理論の歴史
6 質問紙法①-質問紙法とは
7 質問紙法②-質問紙の作成法
8 質問紙法③-特性論
9 作業検査法
10 投映法①-描画法
11 投映法②-片口法のロールシャッハテスト
12 投映法③-ロールシャッハテストの歴史
13 職業倫理
14 学習内容の整理
15 治療的アセスメント
その他
教科書 なし。
参考書 スティーブン・フィン(著) 野田昌道・中村紀子(訳) 『治療的アセスメントの理論と実践』 金剛出版 2014年
金沢吉展 『臨床心理学の倫理をまなぶ』 東京大学出版会 2006年
その他については授業時に適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、授業参画度(50%)
オフィスアワー 授業終了後に教室で受ける。

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