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平成27年度以前入学者 | 心理学原論 | ||||
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教員名 | 厳島 行雄 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | そもそも人間の心の認識とは何か?その科学的認識とはどのようなものか?この授業では、心が歴史的にどのように認識され、そして心理学に発展したかをまず、考える。次に、学問としての心理学が何を理解しようとしてきたのかを、各学派の形成とその主張をみていくことで明らかにしていく。 |
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授業のねらい・到達目標 | 心理学は当然のことながら、西洋で生まれ発展した。そこには東洋の認識とは自ずと異なる側面を持つ。現在の日本の心理学は、それらの融合によって成り立っているものの、それがどのように成り立っているのかは、個別の研究からは理解しがたい。そこで、この授業では、心理学の形成の流れや、心理学的認識の性質を巨視的な視点から理解することを試みる。そして心を科学的に理解することの意味を探る。 |
授業の方法 | 講義形式の授業である。心理学が何を目指してその形成に努めてきたのか?その形成に科学的思考がどのような役割を演じたのか?をじっくり考えて欲しい。学生諸君には多くの参考書を示すので、それらをぜひ読んでほしい。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 1.2年で学んだ諸領域の心理学について復習しておくこと。この授業では心理学のみならず,関連諸科学や歴史的文献も紹介することになる。そういうテキストを事後でも事前でも良いからとにかく読むことである。読むことによって思考する癖をつけて欲しい。 |
授業計画 | |
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1 | なぜ原論が必要なのか? |
2 | 東洋の心、西洋の心 |
3 | ギリシャ時代の心観 |
4 | 科学的思考の発生 |
5 | 科学的思考の発展 |
6 | 心理学の基礎となる哲学的概念 |
7 | 心理学への哲学からの影響 |
8 | 心理学への生理学からの影響 |
9 | 心理学への生物学からの影響 |
10 | 心理学のパイオニアたち |
11 | 学派の時代 |
12 | 心理学の展開 |
13 | 新しい心理学へ |
14 | 理解到達度チェック |
15 | 到達度の確認 |
その他 | |
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教科書 | 授業は教員の用意する資料に基づいて行う。 |
参考書 | 参考書は随時、授業の中で紹介する。数は多いが、重要な図書が多い。大いに読むべし。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、レポート(20%) |
オフィスアワー | 初回の授業で示す。 |