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障害児教育論

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科目名
平成28年度以降入学者
障害児教育論
科目名
平成27年度以前入学者
障害児教育論
教員名 澤田 誠二
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 「障害とは何か」という根本的視点から、障害のある子どもに対する教育の意義と課題について、さまざまな観点から考察する。
授業のねらい・到達目標 障害児教育をその理念や動向、歴史や国際比較などの多様な観点から、関心を深めつつ理解することをめざす。同時に「障害」という概念を社会的な観点から問い直すことをねらいとする。さらに、特別支援教育以降の今後の障害児教育のあり方を考える。
授業の方法 講義形式で行い、適宜プリント資料を配布する。トピックによっては映像資料などを使用することもある。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業内で次回の内容と予習方法について指示するので、それに従って事前学習を行うこと。また、必ず前回の配布プリントとノートを復習しておくこと。授業内容/計画は、進度や受講生の要望によって変更する可能性もある。
授業計画
1 ガイダンス(自己紹介、授業のねらいと進め方、評価方法、参考文献の提示、アポイントの取り方等)
2 障害児教育の理念、制度と形態
[準備]第1回目の授業で紹介した参考文献の該当箇所を読んでおくこと。
3 特別支援教育(1)「特殊教育」から「特別支援教育」へ
[準備]第2回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
4 特別支援教育(2)特別支援教育の理念と対象、診断基準
[準備]第3回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
5 特別支援教育(3)就学の仕組み、認定就学、通級による指導等
[準備]第4回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
6 特別支援教育(4)特別支援学校のセンター的機能、特別支援教育コーディネーター、個別の指導計画等
[準備]第5回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
7 「障害」の構造的理解(1)ノーマライゼーション、ICIDH(国際障害分類)、ICF(国際生活機能・障害分類)等
[準備]第6回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
8 「障害」の構造的理解(2)障害の個人モデルと社会モデル、「障害」表記について等
[準備]第7回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
9 「障害」の構造的理解(3)障害の文化(ろう文化など)、障害個性論、障害者の恋愛と性等
[準備]第8回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
10 障害児教育をめぐる思想(発達保障と共生共育)
[準備]第9回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
11 障害児教育の歴史(1)欧米と日本の戦前期における障害児教育
[準備]第10回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
12 障害児教育の歴史(2)戦後日本の障害児教育
[準備]第11回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
13 授業内試験と解説
14 諸外国における障害児教育の潮流
[準備]第12回目の配布プリント、ノートを読んでおくこと。
15 総まとめと補足説明、質疑
[準備]今までの全ての配布プリント、ノートに目を通し、自分なりの問題意識・疑問点を明確にしておくこと。
その他
教科書 使用せず。
参考書 授業中に適宜紹介する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(70%)、授業参画度(30%)
第13回に授業内試験を予定しているので、単位取得希望者は必ず出席すること。
オフィスアワー 講義終了後に、本館2F講師室または本授業教室にて対応する。また、授業内でEメールアドレスを伝えるので、そちらでも受け付ける。

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