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考古学方法論2

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平成28年度以降入学者 考古学方法論2
平成27年度以前入学者 考古学方法論2
教員名 成瀬 晃司
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 「モノ(遺物)」の正しい観察方法を学ぶ。
授業のねらい・到達目標 「モノ(遺物)」の観察法を理解し、遺物整理方法とそれに必要な技術を体得し、遺物を評価する観察力を養う。それによって各種発掘調査報告書の内容を理解できる知識を習得する。
授業の方法 実習を通し、「モノ(遺物)」の形態・製作技法・文様などの観察から、製作技法、用途などを読み取り、正しく観察・図化するとともに、自分の言葉でその特徴を評価し、第三者へ伝達する初歩的方法を体得する。
履修条件 考古学方法論4必修(考古学方法論1~4の全履修を希望する)
事前学修・事後学修,授業計画コメント 「モノ」を漠然と観察するのではなく、常に「何故」という疑問を持って接すると同時に、その「モノ」の素材・形態・製作技法・文様などを自分の言葉で文章化できる能力を養って欲しい。
授業計画
1 ガイダンス 使用する遺物と授業方法の説明
2 資料整理・分析・研究・活用について
3 回転体(土器)の実測法(1)土器実測の必要性と意義を理解する。
4 回転体(土器)の実測法(2)土器実測法の基本理念を理解する。
5 須恵器の観察と実測(1)須恵器の概要を理解する。
6 須恵器の観察と実測(2)実習を通して須恵器の特徴を理解する。
7 須恵器の観察と実測(3)実習を通して、須恵器の成形技法を理解する。
8 須恵器の観察と実測(4)実習を通して、須恵器の整形技法を理解する。
9 須恵器の観察と評価(1)器形、製作技法などの特徴を観察する。
10 須恵器の観察と評価(2)観察によって得られた特徴を型式学的に評価できる力を養う。
11 土器実測のまとめ 観察した特徴を文章化できる力を養う。
12 石器の観察(1)石器の種類と用途を理解し、分類できる力を養う。
13 石器の観察(2)石器の製作工程を観察する基礎を学ぶ。
14 石器の観察と実測法・石核石器(1)石器実測法の基礎知識を理解する。
15 石器の観察と実測法・石核石器(2)石核石器実測法を理解し、実習する。
その他
教科書 なし
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、レポート(30%)、授業参画度(50%)
オフィスアワー 授業終了時
備考 受講人数によって若干の変更あり

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