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近代文学講義1

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平成28年度以降入学者 近代文学講義1
平成27年度以前入学者 近代文学講義1
教員名 久米 依子
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 都市と文学
授業のねらい・到達目標 近代社会の中で発達した近現代文学は、都市化の進行と密接に結びついて展開した。明治期から現代に至るまでの、都市と関わる文学を追い、そこにどのような近代人の精神が刻み込まれているかを確認する。現代のエンターテインメントの傾向も視野に入れながら、都市と文学の連関を考えていく。講義で触れた作品を1作は読んでもらう予定。
授業の方法 講義形式。明治期の都市化の中の青春、昭和期の大衆社会と都市、都市の膨張と相対化、現代の青少年向け文学の中の都市などを考察する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 配布されるプリントを読み、理解すること。また、授業中に指示したテクストに触れ、授業内容を踏まえつつ受講者の見解も持ち、レポートにまとめること。小テストも課する予定。
授業計画
1 ガイダンス
2 近代文学と都市
3 樋口一葉と東京
4 「三四郎」と東京
5 「青年」と東京
6 迷宮としての都市
7 幻想の街
8 時代の欲望
9 都市からの逃走
10 喪失感と嫌悪感
11 都会の中のジェンダー
12 マンガ・アニメの想像力
13 都市のゆくえ
14 学習内容の振り返り
15 全体のまとめ
その他
教科書 主にプリントを使用する。
参考書 前田愛 『都市空間のなかの文学 (ちくま学芸文庫)』 筑摩書房 1992年
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、レポート(40%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(10%)
平常点には、コメント・シートの記述を含む。
オフィスアワー 水曜昼休み、木曜3絃 7号館4階久米研究室

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