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科目名 平成28年度以降入学者 |
教育の社会学 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
教育の社会学 | ||||
教員名 | 張 瓊華 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 学校と社会 |
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授業のねらい・到達目標 | 学校と社会とのかかわりを社会発展、社会変動から捉えることで、学校教育の役割・意味を理解することができる。グローバル的な視点を念頭におきながら、理論的な展開はもちろん、日本や諸外国の具体的な事例をも取り上げ、分かりやすく解説し、学校と社会との関係をより広い視野で考えることをめざすとともに、グローバル社会、多文化社会、共生社会の問題を理解するための発想や視点を伝え、教育の在り方を理解し、考える。 |
授業の方法 | 講義形式で進める。関連データや資料を配布する。また、DVDやパワーポイントを利用するときもある。毎回講義の最初に出したにいつくかの質問について考えながら、講義の内容を聞き、データを読みとり、理解を深めていく。 |
履修条件 | なし |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 受講生は、社会変化の中で、教育の役割・機能、そして社会変動と教育の在り方を国際比較的な視点をもちながら、事前に指定した参考書を読み、また国際社会の情勢を把握し、さらに教育を通してできることを考えた上で受講することが求められる。 |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクション:授業内容,進め方などについて説明する [準備]『教育社会学』の第一部(P3からP70)を読み、教育社会学の理論を把握しておくこと。 |
2 |
第一講 文化伝達装置としての学校(1):学校で伝達されている文化とは何か?どんな役割を果たすのか? [準備]『学校文化』の第一章(P11から40)を読み、学校文化論を理解しておくこと。 |
3 |
文化伝達装置としての学校(2): 政治的意味、経済的効用 [準備]『学校文化』の第十章(P219から234)を読み、学校文化論の課題を理解しておくこと。 |
4 |
文化伝達装置としての学校(3):差異的な社会の再生産に学校が果たしている役割 [準備]『学校文化』の第五章(P105から119)を読み、階層社会と学校を理解しておくこと。 |
5 |
文化伝達装置としての学校(4):教育と不平等の問題、データに基づく討論と発表 [準備]『よくわかる教育社会学』の第三章(P30から42)を読み、階層と教育を理解しておくこと |
6 |
文化伝達装置としての学校(5):教育の市場化がもたらす問題 [準備]『よくわかる教育社会学』の第十四章(P158から166)を読み、教育と経済を理解しておくこと |
7 |
第二講 多文化社会における教育(1): 国際化、グローバル化の進展と日本における国際理解・異文化理解教育 [準備]『学校文化』の第八章(P171から190)を読み、多文化教育考察の視点を理解しておくこと。 |
8 |
多文化社会における教育(2):日本における国際理解・異文化理解教育の実態と生徒の意識 [準備]『多文化共生社会の教育』の第一章(P90から103)を読み、国際理解教育の展開と課題を把握する。 |
9 |
多文化社会における教育(3):多文化主義・多文化教育とそれをめぐる論争 [準備]『多文化共生社会の教育』の第Ⅱ(P178から188)を読み、多文化教育の実践と課題を把握する。 |
10 |
多文化社会における教育(4):欧米諸国における多文化教育の展開とその背景 [準備]『多文化共生社会の教育』の第Ⅱ(P205から215)を読み、多文化化社会の教育を把握する。 |
11 |
多文化社会における教育(5):中国における二言語教育 [準備]『多文化共生社会の教育』の第Ⅲ(P262から273)を読み、少数民族に対する政策と理念を把握する。 |
12 |
第三講 社会変動と教育(1):社会変動と教育に関する諸説明理論、日本における教育の拡大と社会変化との関連 [準備]『教育社会学』の第十二章(P218からP234)を読み、教育の拡大と社会変動を把握しておくこと。 |
13 |
社会変動と教育(2):政治変動と教育:学制や選抜の問題に着目する [準備]『教育社会学』の第八章(P143からP162)を読んで、階層と文化を把握しておくこと。 |
14 |
社会変動と教育(3):経済変動と教育:中国貧困農村の学齢児童が置かれている就学環境 [準備]『教育社会学』の第十一章(P200からP216)を読み、教育と機会の平等を把握しておくこと。 |
15 |
総括 [準備]これまでの講義内容を復習し、よく理解しておくこと。 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 柴野昌山ほか 『教育社会学』 有斐閣ブックス 1992年 第1版 酒井朗・多賀太・中村高康編著 『よくわかる教育社会学』 ミネルヴァ書房 2012年 第1版 長尾彰夫・池田寛編 『学校文化ー深層へのパースペクティブ』 東信堂 1996年 第1版 朝倉征夫 『多文化教育の研究』 学文社 2003年 第1版 指示通りに読むこと |
成績評価の方法及び基準 | 試験(30%)、平常点(10%)、レポート(10%)、授業内テスト(10%)、授業参画度(20%)、受講態度(20%) 理解度を重視する。 |
オフィスアワー | 授業終了時 |