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科目名 平成28年度以降入学者 |
学校図書館メディアの構成 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
学校図書館メディアの構成 | ||||
教員名 | 須永 和之 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 学校図書館の資料の組織化(分類、目録、件名) |
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授業のねらい・到達目標 | 学校図書館は、図書、継続資料、視聴覚資料、電子資料などを幅広く選択収集し、児童・生徒、教員に提供する。資料の組織化には、日本十進分類法(NDC)、日本目録規則(NCR)、「小学校件名標目表」と「中学・高校件名標目表」を用いる。この講義では図書館資料の選択・収集、その構成と、図書資料を中心に組織化について概説し、実務能力の育成を図る。 |
授業の方法 | 教科書に沿って、資料の分類と目録に関して講義を行なう。それぞれ概説した後に、実際の学校図書館で受け入れる図書資料を中心に分類の演習を行ない、目録に関しても目録作成の演習を行なう。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 学校図書館司書教諭課程の他の科目を履修済みであることが望ましく、学校図書館が管理する資料について復習しておくことが大切です。これは履修条件ではないので、初めて学校図書館司書教諭課程の科目を履修する人でも興味を持ち、理解できるように工夫します。図書館や書店へ行き、図書やその他の資料に触れて親しむようにしてください。 |
授業計画 | |
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1 | 学校図書館リソーセスの種類と構成:メディアとリソーセスの定義、学校図書館法における図書館資料の定義 |
2 | 学校図書館リソーセスの選択・収集:学校図書館の実態(図書購入費と学校図書館の面積),選択と廃棄の基準,図書館の自由に関する宣言と資料の選択収集の問題 |
3 | 図書館資料の分類の意義と機能:分類の意義と分類法の歴史,日本十進分類法のしくみと補助表 |
4 |
日本十進分類法(NDC)の解説1 0類(総記)、1類(哲学・宗教)、2類(歴史・伝記・地理) |
5 |
日本十進分類法(NDC)の解説2 3類(社会科学)、4類(自然科学)、5類(技術) |
6 |
日本十進分類法(NDC)の解説3 6類(産業)、7類(芸術) |
7 |
日本十進分類法(NDC)の解説4と資料分類法演習(自習課題) 8類(言語)、9類(文学)、著者記号 |
8 |
日本目録規則(NCR)の解説1 図書の部位の名称,記入:標目と記述,標目指示,その他の要素 |
9 |
日本目録規則(NCR)の解説2 記述と書誌事項1 タイトルと責任表示,版,出版と頒布 |
10 |
日本目録規則(NCR)の解説3 記述と書誌事項2 形態,シリーズ,注記など |
11 |
日本目録規則(NCR)の解説4 標目 |
12 |
資料目録法演習:目録の作成 MARCとOPACの解説と利用目録の意義と機能 |
13 |
目録作成の演習 件名標目とその活用,分類記号と件名標目 |
14 | 多様な学習環境と学校図書館リソーセスの配置 |
15 | 講義の総括 |
その他 | |
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教科書 | 志保田務ほか 『分類・目録法入門』 第一法規 2007年 第新改訂5版 改訂版が出版される可能性がある。試験でも参照・披見が可能なので、必ず購入して講義に臨んでほしい。 |
参考書 | 日本図書館協会 『日本十進分類法』 日本図書館協会 2015年 第新訂10版 日本図書館協会 『日本目録規則』 日本図書館協会 2006年 第改訂3版 高額なので購入する必要は無い。公立図書館・大学図書館で所蔵しているが貸出不可の場合が多いので、講義の前後に参照して、学習に役立ててほしい。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、授業参画度(10%)、課題(分類・目録)(10%) 日本十進分類法と日本目録規則の正しい理解,資料の収集に関する学校図書館の方針について試験で問う。 |
オフィスアワー | 本授業終了後、本館2階の講師室にて20分間(授業を延長するものではない) |
備考 | 欠席の場合は事前事後を問わず届を提出する。欠席した回については、配布物を講師から入手して、十分に学習して、定期試験に臨んでほしい。 |