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英米文学概説2 (高大連携教育対象科目)

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科目名
平成28年度以降入学者
英米文学概説2 (高大連携教育対象科目)
科目名
平成27年度以前入学者
英米文学概説2
教員名 野呂 有子
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 英文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業テーマ 英米の詩、小説、映画、及び児童文学について学ぶ。優れた映像作品等の中にちりばめられた珠玉の英米の詩作品や文章を鑑賞することによって英米文学の神髄に迫る。
授業のねらい・到達目標 スタンダードな英米文学作品等を、映像やテキストをもとに、その概要を理解し、学生が自分にとって興味深いと考えられるものを見つけ出し、それについて自分なりの意見を持ち、さらにその発想を深めて6パラグラフほどの文章にする力を持つことを到達目標である。
授業の方法 英文のテキストの読解やビデオの鑑賞を行いつつ、授業テキストや必要な資料をもとに、担当教師が比較・考察する。作品によっては、授業で扱われる作品を前もって学生が日本語訳で読了し、全体の輪郭を把握しておくことが期待される。
履修条件 なし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 1. 基本的には授業テキストに基づいて授業を進めるが、場合によっては、担当教師が、一部資料を用意し、それを配付することもある。
2.『楽園の喪失』(『失楽園』)を学生各自が授業開始以前に読了しておくことが望ましい。
授業計画
1 ガイダンス
2 Henry Wadsworth Longfellow, “My Lost Youth”—Waterloo Bridgeを通して
3 Anne of Green Gables とAlfred Lord Tennyson, The Lady of Shallott
4 Emily Dickenson, “Ample make rhis Bed”—Sophie's Choiceを通して
5 William Butler Yeats, “The Song of Wandering Aengus”—The Bridges of Madison Countryを通して
6 17世紀英国叙事詩人 John Milton (1608-1674) の作品-Paradise Lost (1667) を中心に-その1
7 17世紀英国叙事詩人 John Milton (1608-1674) の作品-Paradise Lost (1667) を中心に-その2
8 17世紀英国叙事詩人 John Milton (1608-1674) の作品-Paradise Lost (1667) を中心に-その3
9 Robert Frost, “Stopping by Woods on A Snowy Evening”—Telefonを通して
10 T. S. Eliot,“The Hollow Men”, Apocalypse Now と新約聖書「ヨハネの黙示録」
11 Musical Sound of MusicとWilliam Shakespeare, King Lear
12 W. H. Auden, “Funeral Blues”—Four Weddings and a Funeralを通して
13 T. S. Eliot, Old Possam's Book of Practical CatsとMusical, Cats
14 Paul Simon, “The Sound of Silence” とJohn Miltonの旧約聖書「詩篇」の翻訳—The Graduateを通して
15 授業内容及び課題を含めて総まとめ
その他
教科書 Philip Zitowits, 松浦暢他 『Poetry of Film』 金星堂 2012年
授業テキストを中心に授業を進めるが、必要に応じて、担当教師が資料を準備し、配付する場合がある。
『楽園の喪失』(『失楽園』)等を学生の中で特に興味ある者は前もって読んでおくと理解が速やかで
楽しく授業を受けることができると考えられるがもちろん強制ではない。
参考書 ジョン・ミルトン 『『楽園の喪失』(ジョン・ミルトン作叙事詩『失楽園』←渡辺淳一作の小説とはまったく関係がないので要注意)』 特に指定なし
John Milton作 叙事詩 Paradise Lost の日本語訳は新井明訳『楽園の喪失』と平井正穂訳『失楽園』が現在最も入手しやすいのですが、同名のタイトル『失楽園』で渡辺淳一作の小説があります。これを間違えて買わないように注意してください。
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、平常点(15%)、レポート(10%)、授業参画度(25%)
出席状況重視、日頃の学習態度重視、日頃の小テスト、リポート、学期末試験結果などのデーターを総合して評価する。
オフィスアワー 野呂研究室(7号館7306号室)にて水曜日12:10~13:00
備考 出席学生は毎回、英和辞典、あるいは英々辞典を必携のこと。毎回、授業開始時に単語調べを行い、その結果を提出することが要求される。結果を累積したものを評価の一部として扱う。

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