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平成28年度以降入学者 | メディア論 | ||||
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平成27年度以前入学者 | メディア論 | ||||
教員名 | 佐幸 信介 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | メディアを通して社会や文化、コミュニケーションの歴史・現在を分析、説明する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 社会学をベースとしたメディアの分析を基本とする。メディアについての原理的な把握、近代とメディアの関係、メディアと現実の構成の問題などの論点について具体的事例を分析する力を習得する。講義の後半では、オリンピックを取り上げ、メディア・スタディーズからアプローチする |
授業の方法 | 「具体的事例(映像を含む)+学説、方法論」という組み合わせで講義を構成する。 |
履修条件 | テキスト(教科書)の他に講義内で適宜文献を紹介するが、そうした文献を随時読むことが望ましい |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 各講義時に翌週の講義内容について、テキストの該当箇所とともに提示するので、事前に予習すること。また、資料の探査や文献を事前に読んでくることを提示することがあるので、そうした課題を提出することもある。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス:授業計画とねらい |
2 |
メディアと日常生活 [準備]第1回の講義で提示した課題を解いて、持参すること |
3 |
メディアと社会変容①:メディアの文明論(イニス) [準備]テキスト:pp.10-13、pp.16-19を読んでおくこと |
4 |
メディアと社会変容②:映画『薔薇の名前』を解読する [準備]テキスト:pp.30-33を読んでおくこと |
5 |
メディアと社会変容③:中世から近代へ(グーテンベルクとマクルーハン、オング) [準備]テキスト:pp.34-35、pp.38-39、pp.208-209を読んでおくこと |
6 |
近代とメディア①:公共圏の構造転換とマス・コミュニケーション(ハーバーマス)、デジタルメディアと公共圏の変容 [準備]テキスト:pp.76-77、pp.52-55、pp.70-71、pp.218-219を読んでおくこと |
7 |
近代とメディア②:想像の共同体と出版資本主義(アンダーソン)、グローバル化の中の国民国家のゆらぎ [準備]テキスト:pp.86-93、pp.122-123を読んでおくこと |
8 |
社会的現実の構成とメディア①:『トゥルーマンショー』を分析する [準備]テキスト:pp.46-47、pp.78-81、pp.150-151を読んでおくこと |
9 |
社会的現実の構成とメディア②:コピーとオリジナルと複製技術論(ベンヤミン) [準備]テキスト:pp.40-41、pp.200-201を読んでおくこと |
10 |
社会的現実の構成とメディア③:シミュラークルとコピー(ブーアスティン、ボードリヤール) [準備]テキスト:pp.132-135を読んでおくこと |
11 |
メディアイベント論 [準備]テキスト:pp.198-199を読んでおくこと |
12 |
オリンピックとメディアイベント論 [準備]テキスト:pp.120-122を読んでおくこと |
13 |
グローバリゼーションのなかの東京オリンピックが抱える矛盾 [準備]東京オリンピックや臨海エリアに関する報道を調べておくこと |
14 | テスト:論述(レポート)形式の授業内試験 |
15 | 講義のまとめとテストの概説 |
その他 | |
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教科書 | 伊藤守 『よくわかるメディアスタディーズ』 ミネルヴァ書房 2015年 第2版 メディアに関する入門的な内容で、レポートや論文のヒントも構成されている |
参考書 | 阿部潔・成実弘至 『空間管理社会』 新曜社 2006年 第2版 田中義久 『触発する社会学』 法政大学出版局 2010年 第1版 鈴木智之・西田善行 『失われざる十年の記憶-1990年代の社会学-』 青弓社 2012年 第1版 その他の参考図書、資料については、講義内で適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(20%)、授業内テスト(60%)、授業参画度(20%) |
オフィスアワー | リアクションぺーパーと講義後の質問で対応する |