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総合研究1~8 (日本は少子高齢化問題を克服できるか)

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平成28年度以降入学者 総合研究1~8 (日本は少子高齢化問題を克服できるか)
平成27年度以前入学者 総合研究1~8
教員名 大塚 友美
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ 本講義では、まず①人口現象と経済現象との間にある相互依存関係を考察したうえで、②少子高齢化現象が経済にどのような影響を及ぼすか、③こうした問題への対応策はどの様なものであるか、そして④その効果はいかなるものであるかを、簡易人口経済計量モデルを用いて実証的に考察する。
授業のねらい・到達目標 今日、少子高齢化と人口減少という問題に直面しているわが国では、経済活力の減退が懸念されるに至っている。本講義においては、こうした人口現象と経済現象との間にある因果関係を、簡易人口経済計量モデルを構築してシミュレーション分析を行うことによって、実証的に分析し、わが国がこの問題を克服できるか否かを検討する。
授業の方法 講義によって人口理論・経済理論を紹介した後、コンピュータを用いた実習を行い、各理論の妥当性を検討する。最終的には、簡易人口経済計量モデルを構築することにより、少子高齢化が日本の社会や経済に及ぼす影響をシミュレーション分析によって考察し、少子高齢化問題の打開策を考察する。
履修条件 特になし。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 予習、復習を必ず行うこと。
授業計画
1 ガイダンス:人口経済学とは何か
2 簡易人口モデルの概要
3 簡易人口モデルのコンピュータ演習
4 Excelの諸機能(重回帰分析など)の活用法
5 死亡の経済学
6 生命表の作成(コンピュータの活用)
7 生命表関数の作成(コンピュータの活用)
8 出生の経済学
9 出生関数の作成(コンピュータの活用)
10 経済成長・発展に関する理論的考察
11 簡易計量経済モデルの構築
12 簡易人口経済計量モデルの構築
13 シミュレーション分析の実施(コンピュータの活用)
14 課題学習
15 総括:日本は少子高齢化問題を克服できるか
その他
教科書 大塚友美 『Excelで学ぶ人口経済学』 創生社 2011年 第1版
本講義は、教科書記載の統計技法・コンピュータ=プログラムなどを用いて進める。したがって、本講義を受講する学生は、講義開始までに教科書を購入し、全授業に持参すること。
参考書 授業中に指示する
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(25%)、授業内で支持した提出物(25%)
授業中に指示した提出物、レポート等を総合的に判断して評価する。ただし、出席が総授業回数の3分の2に達しない者は、不合格とする。
オフィスアワー 水曜日、木曜日、金曜日の1時から2時(ただし、会議のある木曜日は除く)。

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