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ジェンダーと教育

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科目名
平成28年度以降入学者
ジェンダーと教育
科目名
平成27年度以前入学者
ジェンダーと教育
教員名 尾崎 博美
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ ジェンダーの視点から「教育」を問い直し、現代社会のよりよい形を構築する視点としての「ジェンダー」について学ぶ。
授業のねらい・到達目標 1.「ジェンダー」と教育の関連性について、家庭、学校、社会、国際などの多角的観点から基礎知識を習得し、自分自身の「ジェンダー」的視点を構築する。
2.「ジェンダー」を通して、社会制度や人間の権利に関する現代の教育的課題について、自らの視点や知識を活用して問題解決的思考方法を獲得する。
3.男女共同参画、多様性、社会的公正を目指す社会を目指す教育の在り方について「ジェンダー」の視点から意見を構築し、他者と意見を交わすスキルを得る。
授業の方法 講義を中心にし、適宜、グループディスカッションやワーク等を取り入れる。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 「教育」という営みを学校だけでなく社会の広い文脈の中で捉え、自分自身の問題意識や関心とのつながりを意識し、自らと社会とをつないでいく手がかりとして、授業内容の学びに臨んでほしい。
授業計画
1 ジェンダーと現代教育―ジェンダーについて学ぶことの意義
2 社会における「ジェンダー」とは何か―生物学的性・社会学的性
3 「ジェンダー」と公平・公正・平等―ジェンダー・バイアス
4 家庭教育とジェンダー(1)家庭のしくみ、性別役割分業観
5 家庭教育とジェンダー(2)子育て、ドメスティック・バイオレンス
6 学校教育とジェンダー(1)教育の目的、理想の人間像を問い直す
7 学校教育とジェンダー(2)女性・男性の社会的地位、職業選択、学歴
8 社会教育とジェンダー(1)社会階層、キャリア形成、自由と平等
9 社会教育とジェンダー(2)法におけるジェンダー、政治参加、市民形成
10 国際教育とジェンダー(1)発展途上国・新興国のジェンダー、宗教、文化
11 国際教育とジェンダー(2)世界のジェンダー的慣習と制度
12 ジェンダーと教育の課題(1)ジェンダーからみる災害・環境、社会的弱者
13 ジェンダーと教育の課題(2)経済格差とジェンダー教育、社会保障制度
14 ジェンダーと教育の課題(3)多様な「生」としてのLGBT、寛容、包括
15 総括―多様化社会へ向けて「ジェンダー」が問いかけること
その他
教科書 授業時に適宜資料を配布する
参考書 『ジェンダーで考える教育の現在 (木村亮子、古久保さくら)』 解放出版社 2008年
生田久美子 『ジェンダーと教育―理念・歴史の検討から政策の実現にむけて』 東北大学出版会 2005年
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、レポート(50%)、授業内テスト(30%)
オフィスアワー 授業終了時

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