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科目名 | 現代教職論 | ||||
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教員名 | 上野 昌之 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | この授業では、教職に関する基本的な内容について概観する。 大学入学までに12年の学校教育を児童・生徒として経験してきたが、ここではこれから教員となることを想定し、教員の立場から学校教育を考えることになる。教職の意義や使命、教育の意味をしっかりと考えてもらいたい。また、教員としての素質、資質、能力についてこれからどのように伸ばしていけばよいのかを考えることも各人の課題である。 この授業では、基礎的な教職の知識を理解してもらいながら、今日学校教育の中で課題となる問題について考えてもらう。具体的な事例を通して学校現場での対応や課題を把握してもらいたい。 |
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授業のねらい・到達目標 | ①教育とは何かを考える。 ②教員の役割と使命とは何かを考える。 ③教育の主体とは何かを考える。 ④今日的な教育の課題に関心を持ち、理解を深める。 ⑤教職の意義を理解し、教員になる意識を高める。 |
授業の方法 | 講義形式で行う。講義時間中にこれまでの学校生活での経験を踏まえ学校教育に関する意見を不定期に求める。 |
履修条件 | 将来教職に就きたいと思い、教員としての資質を高める意欲のあることを強く望む。 教員としての求められる資質は何かを考えて、講義に参加してもらいたい。 言い換えれば、受講者は教員になる者として考えて授業を行うので、それを自覚してもらいたい。 教室の前方に座るように。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 日ごろから教育や子どもを取り巻く諸問題へ意識を向け、現状・実態に関する資料を書籍・新聞他で収集する。 |
授業計画 | |
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1 | イントロダクション:教職の意義 |
2 | 教育とは何か:教育の理念と教員の役割 |
3 | 学校とは何か:学校の役割を考える |
4 | 求められる教員像:教員に求められる資質と能力 |
5 | 教職に関する法規:教育基本法、学校教育法ほか |
6 | 教員の職務内容:服務、分限、研修 |
7 | 学校組織と校務:教員の一日 |
8 | 学習指導と生徒指導:教員の本務 |
9 | 生徒指導の視点:子どもの権利条約と体罰、いじめ、不登校 |
10 | 特別支援教育と障害を持つ生徒への指導 |
11 | キャリア教育と進路指導 |
12 | 特別活動を通した生徒育成:学校行事、生徒会、クラス指導 |
13 | 今日の教育課題:生きる力の育成とPISA型教育 |
14 | 学校学力から生涯学力へ |
15 | まとめ:教職を選択するということ |
その他 | |
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教科書 | 教職問題研究会 『教職論-教員を志すすべてのひとへ』 ミネルヴァ書房 2009年 第2版 教職に関する事例を網羅している。講義はこれに基づき行っていく。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、授業内テスト(30%) 期末試験を重視するが、講義時間内に行う課題で、生徒指導の問題点を考えてもらうことを不定期に行い、それも評価の対象とし総合的に判断する。 |
オフィスアワー | 講義後20分(本館2階講師室) |