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科目名 | 美学特殊講義2 | ||||
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教員名 | 高橋 陽一郎 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 音楽と哲学 |
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授業のねらい・到達目標 | 音楽は感覚に訴えかけることでは最高に強力な藝術であるため、私たちは音楽を理解するに当たっても感覚レベルだけで済ませようとしてしまう。しかしどの時代の音楽も、その時代の思想と相即の関係にあることを忘れるわけにはゆかない。本講義では、西洋音楽史を単に音楽作品の歴史として辿るのではなく、それらに反映されている各時代の哲学(美学)思想とともに辿ることを通じ、受講者をこの藝術のより立体的な理解へと促すことを目標にする(したがって授業では音楽作品も聴いていただく)。後期はバロック期と古典派の時代を扱う。 |
授業の方法 | 講義形式 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 前回までの授業内容を復習することが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 | バロックとは何か―造形藝術vs.音楽― |
2 | 音楽におけるバロック的なもの(1)―様相― |
3 | 音楽におけるバロック的なもの(2)―感情の解放者としてのデカルト― |
4 | 音楽におけるバロック的なもの(3)―マッテゾンの『完全なる楽長』― |
5 | バロック音楽(1) |
6 | バロック音楽(2) |
7 | 古典派への道―新しい感情美学と多感様式の音楽― |
8 | 古典派の音楽と器楽優位の美学(1)―ハイドンとモーツァルトの交響曲とティーク、ヴァッケンローダーの音楽美学(1)― |
9 | 古典派の音楽と器楽優位の美学(2)―ハイドンとモーツァルトの交響曲とティーク、ヴァッケンローダーの音楽美学(2)― |
10 | 古典派の音楽と器楽優位の美学(3)―ベートーヴェンの器楽作品とE.T.A.ホフマンの美学― |
11 | 音楽の純粋化(1)―ショーペンハウアーの音楽美学とともに― |
12 | 音楽の純粋化(2)―ヘーゲルの音楽美学とともに― |
13 | ベートーヴェンから分かれ出た道―絶対音楽と標題音楽― |
14 | 授業内容促進のための学習 |
15 | エピローグとしてのハンスリック |
その他 | |
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教科書 | なし(毎回プリントを配布する) |
参考書 | 授業中に指示する |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) |
オフィスアワー | 水曜日12:10~13:00、2号館21202 |