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科目名 | 美学特殊講義1 | ||||
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教員名 | 高橋 陽一郎 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 音楽と哲学 |
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授業のねらい・到達目標 | 音楽は感覚に訴えかけることでは最高に強力な藝術であるため、私たちは音楽を理解するに当たっても感覚レベルだけで済ませようとしてしまう。しかしどの時代の音楽も、その時代の思想と相即の関係にあることを忘れるわけにはゆかない。本講義では、西洋音楽史を単に音楽作品の歴史として辿るのではなく、それらに反映されている各時代の哲学(美学)思想とともに辿ることを通じ、受講者をこの藝術のより立体的な理解へと促すことを目標にする(したがって授業では音楽作品も聴いていただく)。前期は中世とルネサンス期を扱う。 |
授業の方法 | 講義形式 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 前回までの授業内容を復習することが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス―音楽が先か、思想が先か― |
2 | 中世の音楽と思想(1)―学問としての音楽と教会― |
3 | 中世の音楽と思想(2)―ボエティウスの『音楽教程』― |
4 | 中世の音楽と思想(3)―グレゴリオ聖歌― |
5 | 中世の音楽と思想(4)―オルガヌム、建築、記譜法― |
6 | 中世の音楽と思想(5)―ポリフォニーの起源問題― |
7 | 中世の音楽と思想(6)―世俗音楽の世界― |
8 | ルネサンス期の音楽と思想(1)―プレトリウスの『音楽大全』― |
9 | ルネサンス期の音楽と思想(2)―デュファイとオケゲム― |
10 | ルネサンス期の音楽と思想(3)―トレント公会議とパレストリーナ― |
11 | ルネサンス期の音楽と思想(4)―モンテヴェルディとヴェネツィアの文化― |
12 | ルネサンス期の音楽と思想(5)―ルネサンス的精神と音楽との一致― |
13 | ルネサンス期の音楽と思想(6)―補遺― |
14 | 授業内容促進のための学習 |
15 | まとめ―中世とルネサンスにおける音楽と思想― |
その他 | |
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教科書 | 『皆川達夫著『中世・ルネサンスの音楽』、講談社学術文庫』 |
参考書 | 『金澤正剛著『中世音楽の精神史』、講談社選書メチエ』 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) |
オフィスアワー | 水曜日12:00~13:00、2号館21202 |