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科目名 | 倫理学特殊講義2 | ||||
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教員名 | 土屋 睦廣 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | ローマ時代の倫理思想 |
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授業のねらい・到達目標 | ローマ帝国によって作り出された地中海世界は、多種多様な民族によって構成される広大な地域を包括したという点で、全地球を覆う現代世界と多くの構造的類似性をもっている。その意味で、古代ローマの歴史と思想は、現代世界におけるさまざまな問題を考えるために絶好の思考実験の場である。近年その独自の意義が評価されつつある古代ローマの倫理思想を学ぶことで、西洋倫理思想の根幹を理解するとともに、西洋の歴史と文化への理解を深めることができる。 |
授業の方法 | 下記の授業計画に挙げたテーマを中心に、歴史的・社会的背景を交えて講義する。毎回、授業の終わりに、コメントカードに授業内容についての疑問点、意見、感想等を書いて提出してもらう。受講者が少人数の場合には、コメントカードの代わりに、口頭での質疑応答を取り入れることもある。積極的に授業に参加することを期待する。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業で紹介した翻訳書・参考書等を用いて、各自の関心に応じて、できるだけ予習・復習に努めること。 |
授業計画 | |
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1 | 序論 |
2 | ローマ帝国への道 |
3 | キケロ(1) |
4 | キケロ(2) |
5 | セネカ(1) |
6 | せネカ(2) |
7 | エピクテトス |
8 | マルクス・アウレリウス |
9 | プラトン哲学とアリストテレス哲学の復興 |
10 | 古代末期のオカルティズム |
11 | 新プラトン主義 |
12 | ローマ帝国の衰退とキリスト教の興隆 |
13 | ボエティウス |
14 | 課題学習 |
15 | まとめ、その後の展開 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない。 |
参考書 | 授業で詳しく紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(20%)、レポート(80%) 学期末に提出するレポートの評点(80%)に、出席状況、授業態度、コメントカード等の平常点(20%)を加味する。 |
オフィスアワー | 授業終了後教室で。 |