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物理化学6

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科目名 物理化学6
教員名 久米 祥夫
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 化学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 量子論と構造化学(分子分光学)
授業のねらい・到達目標 直接には見る事が難しい微小な分子がどのようにして調べられ、研究されているかを、その原理を中心にして学ぶ。
授業の方法 予習、復習の便を考えて、できるだけ教科書(シラバス)に沿って授業を行う。必要に応じて配布プリントを使用する。
履修条件 量子論の基礎を学んでいることが望ましい。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 教科の性質上数式を扱うことが多くなる。授業ではできるだけ丁寧に式の導出を行うが、授業を支障なく理解するには予習・復習は必須である
授業計画
1 分光学の一般的性質:13.1 実験技術、13.2 スペクトル線の強度、13.3 線幅
2 純回転スペクトル:13.4 慣性モーメント、13.5 回転エネルギー準位
3 13.6 回転遷移、13.7 回転ラマンスペクトル
4 二原子分子の振動:13.9 分子振動、13.10 選択律、13.11 非調和性、13.12 振動回転スペクトル
5 多原子分子の振動:13.14 基準振動、13.15 多原子分子の赤外吸収スペクトル
6 13.16 多原子分子の振動ラマンスペクトル、13.17 対称性から見た分子振動
7 磁気共鳴:15.1 磁場中の電子のエネルギー、15.2 磁場中の原子核のエネルギー
8 15.3 磁気共鳴分光法、  核磁気共鳴:15.4 NMR分光計
9 15.5 化学シフト
10 15.6 微細構造、15.7 コンフォメーション転換と交換過程
11 パルス法NMR:15.8 磁化ベクトル、15.9 スピン緩和
12 電子スピン共鳴:15.14 EPR分光計、15.15 g値、15.16 超微細構造
13 学習内容の整理と授業内試験
14 課題学習
15 試験内容の解説と補足
その他
教科書 Atkins, de Paula 著  千原,中村 訳  『アトキンス 物理化学 (下)』 東京化学同人 2009年 第8版
参考書 Moore 著  細矢、湯田坂 訳  『ムーア 基礎物理化学(下)』 東京化学同人 2002年 第1版
成績評価の方法及び基準 平常点(15%)、レポート(15%)、授業内テスト(70%)
平常点は主として出席点であるが、授業時間中に指名しての質問に返事がない場合は欠席とする。また、レポートは自作を期待しているので、互いに写しあったと思われるものについては双方ともに減点する。
オフィスアワー 本授業終了後、教室での10分間、または、最初の授業内で伝えるE-mailアドレスに連絡してください。

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