物理実験学

授業テーマ	物理に関する研究的実験を行うとき、会得しておくべき基礎知識について学ぶ。
授業のねらい・到達目標	物理実験において、必要とされる実験技術・操作や測定値の適正な取り扱い画実践できるようになること。
授業の方法	授業計画に従って、順次、実験技術の基礎的事項を紹介・解説する。

授業計画
1	基礎的物理量と単位系（グラフの様式を含む。）
2	基礎とすべき物理量測定法のいくつか
3	測定値の取り扱いⅠ（誤差と公差・誤差関数の導出・標準偏差の導出）
4	測定値の取り扱いⅡ（グラフによる考察・最小自乗法・平滑化）
5	装置材料の知識（金属・無機材料・樹脂・ゴム）
6	機械加工（工具・旋盤・フライス盤・ロウ付け・螺子）
7	電子回路（基本素子とその複合素子）
8	電子回路（アナログ系基本回路）
9	電子回路（デジタル系基本回路）
10	各種温度計・電気炉と温度制御
11	真空の発生と真空度測定（真空容器技術の基礎を含む）
12	伝熱技術（伝導・熱伝達）と断熱技術
13	超伝導マグネット技術の基礎（低温発生・冷却・巻き線構造・線材・安定化技術）
14	到達度の確認
15	講義内容のまとめと補足

その他
成績評価の方法及び基準	試験(60%)、平常点(20%)、授業内テスト(20%)
オフィスアワー	授業終了後、講師室にて、３０分間。