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心理学原論

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科目名 心理学原論
教員名 厳島 行雄
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 前期 履修区分 必修
授業テーマ そもそも人間の心の認識とは何か?その科学的認識とはどのようなものか?この授業では、心が歴史的にどのように認識され、そして心理学に発展したかをまず、考える。次に、学問としての心理学が何を理解しようとしてきたのかを、各学派の形成とその主張をみていくことで明らかにしていく。
授業のねらい・到達目標 心理学は当然のことながら、西洋で生まれ発展した。そこには東洋の認識とは自ずと異なる側面を持つ。現在の日本の心理学は、それらの融合によって成り立っているものの、それがどのように成り立っているのかは、個別の研究からは理解しがたい。そこで、この授業では、心理学の形成の流れや、心理学的認識の性質を巨視的な視点から理解することを試みる。そして心を科学的に理解することの意味を探る。
授業の方法 講義形式の授業である。学生諸君には多くの参考書を示すので、それらをぜひ読んでほしい。
授業計画
1 なぜ原論が必要なのか?
2 東洋の心、西洋の心
3 ギリシャ時代の心観
4 科学的思考の発生
5 科学的思考の発展
6 心理学の基礎となる哲学的概念1
7 心理学の基礎となる哲学的概念2
8 生理学からの影響
9 生物学からの影響
10 心理学のパイオニアたち
11 学派の時代
12 心理学の展開
13 新しい心理学へ
14 理解到達度チェック
15 到達度の確認
その他
教科書 授業は教員の用意する資料に基づいて行う。
参考書 参考書は随時、授業の中で紹介する。数は多いが、重要な図書が多い。大いに読むべし。
成績評価の方法及び基準 試験(80%)、レポート(20%)
オフィスアワー 初回の授業で示す。

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