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科目名 | 社会学特殊講義3 | ||||
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教員名 | 祐成 保志 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 住まいの社会学 |
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授業のねらい・到達目標 | 住まいは人間にとって最も身近で、安心と安全を与える場所です。しかしながら、あるいは、だからこそ、住まいには社会が抱える矛盾が凝縮されたかたちで映し出されます。この授業は、(1)住まいを社会現象としてとらえ、(2)住宅問題を社会問題として理解し、(3)社会制度の設計として住まいを構想するための視点と方法を獲得することを目標とします。 |
授業の方法 | 米国では人種問題やコミュニティ開発、欧州諸国では社会政策や福祉制度と関連づけて古くからハウジングが論じられてきました。とくに1990年代以降のハウジング研究の発展は顕著です。他方で、日本の社会学は住まいをテーマとすることを苦手としてきました。この授業では、その落差自体に着目しながら、住まいを社会学の立場から分析する際の論点と課題、方法と知見について考察します。授業の後半では、受講者が、それぞれの関心に沿って住まいについて考えたことや調べたことを報告し、議論する機会を設けたいと考えています。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス |
2 | 住まいの歴史社会学(1)交渉過程としての住まい |
3 | 住まいの歴史社会学(2)生活改良の理念 |
4 | 住まいの歴史社会学(3)社会政策と住宅調査 |
5 | 住まいの歴史社会学(4)戦争と住宅 |
6 | 住まいの歴史社会学(5)住宅の商品化 |
7 | 住まいの歴史社会学(6)日常生活批判の拠点 |
8 | 住まいの社会学の焦点(1)コミュニティ |
9 | 住まいの社会学の焦点(2)レジーム |
10 | 住まいの社会学の焦点(3)ライフスタイル |
11 | 講義内容のまとめと質疑 |
12 | 受講者による報告と議論(1) |
13 | 受講者による報告と議論(2) |
14 | 授業内試験と解説 |
15 | 補足と総括 |
その他 | |
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教科書 | 祐成保志 『〈住宅〉の歴史社会学』 新曜社 2008年 |
参考書 | ジム・ケメニー(祐成保志訳) 『ハウジングと福祉国家』 新曜社 2014年 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(20%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(30%) |
オフィスアワー | 授業内で配布するコメントカードに記入・提出してください。次回授業時に回答します。 |