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科目名 | 理論・学説名著講読1 | ||||
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旧カリキュラム名 | 理論・学説名著講読1 | ||||
教員名 | 楠本 修 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 社会学と政策学について考える |
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授業のねらい・到達目標 | 社会学の創始者の一人マックス・ウエーバーは、現代につながる社会学の基本的の方向性を作り上げたといってもよい。社会学がなかった時代に、法学、経済学、宗教学を踏まえながら社会学という枠組みを作り出した。いかに優れていたとしてもまさしくひとりの人間、一人の学者としての苦闘の跡がそこにはある。この苦闘の跡は彼の多くの著作に触れることで初めて実感できる。本年はマックス・ウエーバーの最晩年の著作である「社会学の根本概念」を読むことで、概念の成立と一人の学者の苦闘の後を追うことで、教科書を超えた肉声に触れる試みを行う。 |
授業の方法 | 『社会学の根本概念』を通読し、各概念について検討する。 |
履修条件 | とくになし |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 内容は解説しますので、それほど知識を要求するわけではありません。ただ社会学に対して知的な疑問や刺激を求める学生の積極的な参加を望みます。 |
授業計画 | |
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1 |
初めに:講義の狙いと目的 『社会学の根本概念」とは。翻訳者である清水幾太郎の解説の解説。 |
2 | 『社会学の根本概念』①「社会学と社会的行為1」 |
3 | 『社会学の根本概念』②「社会学と社会的行為2」 |
4 | 『社会学の根本概念』③「社会学と社会的行為3」 |
5 | 『社会学の根本概念』④「社会的行為の種類」 |
6 | 『社会学の根本概念』⑤「社会的関係」 |
7 | 『社会学の根本概念』⑥「社会的行為の諸類型」 |
8 | 『社会学の根本概念』⑦「正当なる秩序の概念」 |
9 | 『社会学の根本概念』⑧「正当なる秩序の種類」 |
10 | 『社会学の根本概念』⑨「正当なる秩序」 |
11 | 『社会学の根本概念』⑩「闘争の概念」 |
12 | 『社会学の根本概念』⑪「共同社会関係と利益社会関係」 |
13 | レポート提出 |
14 | ウエーバー社会学の視野 |
15 | 現代社会における社会学の使い方 |
その他 | |
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教科書 | マックス・ウエーバー 『社会学の根本概念 (岩波文庫)』 岩波書店 2010年 第52版 ヴェーバーにとっての社会学の根本概念を端的に知ることができます。古典中の古典ですがその問題意識は今なお鮮烈です。購入して一冊手元に置いてください。 |
参考書 | マックス・ヴェーバー 『職業としての学問 (岩波文庫)』 岩波書店 2011年 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(60%)、レポート(40%) 授業への参加とレポートで判断します。積極的な参加が評価されます。 |
オフィスアワー | 土曜日9:00から。出講日のみ。 |