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社会科学入門

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科目名 社会科学入門
旧カリキュラム名 社会科学入門
教員名 杉谷 武信
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 社会学科
学期 前期 履修区分 必修
授業テーマ 社会科学の方法や特性、成立過程を学ぶ
授業のねらい・到達目標 社会学を学ぶ者にとって、社会学やその対象である社会の理解が大切です。あわせて、社会学も含めた学問のグループ、つまり社会科学の理解も重要です。
そこで、本科目は一年生を対象として、科学の三類型(人文科学・社会科学・自然科学それぞれの違い)、社会科学の特性、社会科学における社会学の位置づけを明らかにしたうえで、社会科学の成立過程や展開、社会科学の視点・方法、社会科学の思考力を学ぶことを目標とします。
以上を達成することによって、各自の社会科学や社会学についての理解を深めるとともに、各自が今後社会学研究を進めるさいの、一つの「方向性」を定めることにしたいと考えております。
授業の方法 講義を中心に行います。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 口述を含めて、授業内容をこまめにメモして下さい。
また、授業内容について復習するさい、欧米近代社会の知識が役立つので、高校の世界史(特に近代西欧史)や倫理の教科書を一読することを勧めます。
授業計画
1 ガイダンス
2 社会科学とは何か~科学の三類型
3 社会科学とは何か~社会科学の特性
4 社会科学とは何か~社会科学における社会学の位置づけ
5 社会科学の成立過程と展開(その1)~社会科学はいつ、どこで誕生したのか
6 社会科学の成立過程と展開(その2)~A. スミスの業績を踏まえて
7 社会科学の成立過程と展開(その3)~K. マルクスの業績を踏まえて(その1)
8 社会科学の成立過程と展開(その4)~K. マルクスの業績を踏まえて(その2)
9 社会科学の成立過程と展開(その5)~M. ヴェーバーの業績を踏まえて
10 社会科学の視点と方法(その1)
11 (1)社会科学の視点と方法(その2)
(2)社会科学の思考力
12 小括
13 授業内試験と解説
14 課題学習
15 まとめ
その他
教科書 教科書は特に指定しません。
参考書 今田高俊・友枝敏雄 『社会学の基礎』 有斐閣 1991年
佐々木力 『科学論入門』 岩波書店 1996年
高島善哉 『社会科学入門』 岩波書店 1964年
田村正勝 『社会科学原論講義』 早稲田大学出版部 2007年
富永健一 『現代の社会科学者』 講談社 1993年
富永健一 『社会学講義』 中央公論社 1995年
本授業内容の理解に役立つ、以上の6冊を推薦します。そのほか、授業時に有用な文献を紹介します。
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、授業参画度(30%)
平常点には、小テストや授業態度などが含まれます。
オフィスアワー 本館2階講師室(あるいは教室内)にて、授業開始前と終了後に受け付けます。

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