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科目名 | 民俗文化論 | ||||
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旧カリキュラム名 | 民俗文化論 | ||||
教員名 | 斎藤 弘美 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 日本人と食文化 |
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授業のねらい・到達目標 | 2013年12月、「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録された。 以来、日本文化としての「和食」に世界的な注目が集まっているが、登録された「和食」とは「日本人の伝統的な食文化」であり、「社会的慣習」としての食文化であった。すなわち高級料亭で提供されるような、いわゆる「和食」だけでなく、むしろ民俗文化としての食が文化遺産として認められたということである。とりわけ「正月などの年中行事との密接な関わり」が日本の食文化の特色とされた。 一方で、「文化遺産」に登録されたということは、意識して保護していかなくてはならない継承の危機にあると指摘されたということでもる。 授業では、伝統的な「日本人の食文化」がどのようなものであったかを知ることで、現代の私たちがどのように受け継ぎ、活かすことができるかを考えていく。 |
授業の方法 | 講義形式で進めるが、講義を聴くことで湧いてきた疑問には 毎回、質問票に答える形で双方向授業を行う。 また、理解を助けるためにビデオやDVDの視聴も適宜入れていく。 自ら調べ、考えることも大切なので、授業の最後にレポートの提出も求める。 |
授業計画 | |
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1 | はじめに~民俗文化としての「食」 |
2 | 年中行事のなかの「食」 |
3 | 食文化のハレとケ |
4 | 日本の四季と食文化 |
5 | 人生儀礼と「食」 |
6 | ハレの食事~米と餅 |
7 | 民俗文化としての酒 |
8 | 肉と魚の食文化 |
9 | 焼畑・雑穀・イモ |
10 | 食器と箸 |
11 | 食事の場としつらえ |
12 | 地域と食文化 |
13 | 講義内容の整理・授業内試験と解説(1) |
14 | 講義内容の整理・授業内試験と解説(2) |
15 | まとめ~現代社会と日本人の食文化 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 必要に応じて授業中に指示、または資料を配布する |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(10%)、レポート(35%)、授業内テスト(35%)、授業参画度(20%) 第13回もしくは第14回に授業内試験を行う |
オフィスアワー | 非常勤講師室、授業の前後 |
備考 | 過去、または今年度に民俗学1または2を受講していることが望ましい |