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科目名 | ドイツ文学専門講義4 | ||||
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教員名 | 保坂 一夫 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | ドイツ文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 第2次世界大戦までの20世紀ドイツ(語)文学を概観し、その特色について考察する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 前期につづいて、後期は、19世紀的伝統を批判し別の可能性を求めた文学を中心に20世紀の新しさの方向と問題点をさぐる。 |
授業の方法 | 講義による。 |
履修条件 | 学科の規定による。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | できる限り多くの作品と作品論に触れて行きたい。進行具合によって作品や文学運動の取り上げ方が前後する場合もある。 |
授業計画 | |
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1 | 履修受付。前期の復習。 |
2 |
さまざまな芸術ジャンルと文学(印象主義を中心に)。 ゲオルゲの詩とゲオルゲ派の文学。 |
3 |
ウイーンの街を散策する文学。 シュニッツラー、ツヴァイク、ムージルたち。 |
4 |
未来派と表現主義の詩。 ベン、ホッディス、トラークル、シュトラムらの表現詩とベッヒャー、ヴェルフェルらの主張詩。 |
5 |
表現主義の散文。 ジョージ・グロスの漫画、グラーフの放浪する文学から政治的、文学的主張へ。 |
6 |
表現主義の演劇。 ヴェーデキントからハーゼンクレーヴァー、カイザーたちへ。 |
7 |
新即物主義。カバレット文学。 トホルスキーのエッセイ。ケストナーの詩。ベンヤミンの批判。 |
8 |
ブレヒトの詩と演劇。 主張と表現への統一。 |
9 |
大衆文学と労働文学。 出現する都市の若き作家たち。 |
10 |
郷土文学の発生とファシズム。 自我の拡大と居場所としての空間。 |
11 |
亡命する非郷土的文学。 ヘルマン・ブロッホたちの世界。 |
12 |
表現主義論争。 ルカーチ、ブロッホ、ゼーガース、ブレヒト。 |
13 | 中間のまとめ。 |
14 | 文献によるまとめの確認調査。 |
15 | 総括と残された課題の確認。 |
その他 | |
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参考書 | 特に挙げないが、必要に応じて参考文献を推薦する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(90%)、授業参画度(10%) |
オフィスアワー | 火曜日の午後。事前に事務を通じて申し込むこと。 |