検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れて、検索してください。
科目名 | ドイツ文学演習1 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 関口 なほ子 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | ドイツ文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | ドイツ短編小説を読む |
---|---|
授業のねらい・到達目標 | 1年間の限られた授業回数の中で、長編作品を原語で、さらに作品解釈という専門的な観点から読破するには、さまざまな困難を伴います。文法知識の習得だけでなく、長文を読む習慣、講読方法の習得も必要です。従ってこの授業では、ドイツ文学作品の中でも、比較的読みやすいと思われる文体の作品を扱い、そのための訓練を行います。語学力の定着とともに、文学作品を専門的に読むための方法を学びます。 |
授業の方法 | 輪読形式で、フェルディナント・フォン・シーラッハ(1964- )のデビュー作『犯罪』(2009)を講読する予定です。受講生による発表の後、適宜文法解説を行い、作品の主題や問題点について意見交換をします。その他、作家と作品に関する基礎的な事項についても、あわせて取り上げる予定です。シーラッハの作品世界を味わいながら、ドイツ現代短編小説について理解を深めていきましょう。 |
履修条件 | 学科の履修規定による |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 受講生の文法習得度に応じて進度を調節します。作家の文体に慣れるため比較的時間をかけて授業を進め、受講生の進度に応じて、講読のペースをあげていきます。作品講読の後、作品の主題や問題点について、個人あるいはグループで意見を交換し、それに基づいて討論を行い、作家独自の世界観、作品解釈の可能性を探っていきます。具体的な討論の形式や方法については、授業時に受講生と相談して決めたいと思います。語学系の演習科目は、授業前準備が必須です。文学作品をより深く理解するには、時間をかけて問題点を考察することが大切です。毎回、次回授業時に取り上げる範囲や事項を説明しますので、関連箇所を事前に読み、不明な単語を調べ、文法事項が曖昧な箇所を整理しておくこと。また授業時に与える課題について、意見や解釈をまとめ、次回授業時に提出すること。 |
授業計画 | |
---|---|
1 | ガイダンス |
2 | 第一話作品講読(1) |
3 | 第一話作品講読(2) |
4 | 第一話作品講読(3) |
5 | 第一話作品講読(4) |
6 | 第一話作品講読(5) |
7 | 第二話作品講読(1) |
8 | 第二話作品講読(2) |
9 | 第二話作品講読(3) |
10 | 第二話作品講読(4) |
11 | 第二話作品講読(5) |
12 | テーマディスカッションと質疑応答 |
13 | 授業内試験と補足 |
14 | 課題学習 |
15 | まとめ |
その他 | |
---|---|
教科書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(70%)、授業内発表、授業参画度(30%) 平常点には、授業での発表、事前・事後学習課題への評価が含まれる。 |
オフィスアワー | 授業前・後随時、2号館7階ドイツ文学科研究室で事前にアポを取ってください。 |