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科目名 | 中国学入門3 | ||||
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旧カリキュラム名 | 中国を知るために5 | ||||
教員名 | 青木 隆 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 中国語中国文化学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 中国前近代社会とその文化について初歩的な理解をすること |
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授業のねらい・到達目標 | 長編白話小説『三国演義』から重要な場面をいくつか選び、テキストに即して解説を加える形で講義する。その際、清初の毛綸、毛宗崗父子による批評コメントを参照し、清代の中国人の主観を通して中国の前近代社会とその文化にかんする内在的理解を試みたい。中国人の日々の生活に根付いた物の考え方の中には、前近代の中国社会で通用していたものの考え方を引き継いでいるものが多く、それゆえ外国人から見た中国人らしさ・中国的なものもここから由来していることが多い。欧米とも日本とも異なる中国らしさとは何かを考えてみたい。 |
授業の方法 | 場面ごとに課すコメント・レポートを平常点とし、試験点と組み合わせて評価する |
履修条件 | なし |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業中に適宜申し上げます |
授業計画 | |
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1 | 三国志演義とその批評について |
2 | 第一回『桃園に宴して、豪傑三人、義を結び、黄巾の賊を斬りて、英雄首めて功を立つ』1 |
3 | 第一回『桃園に宴して、豪傑三人、義を結び、黄巾の賊を斬りて、英雄首めて功を立つ』2 |
4 | 第二一回前半『曹操 酒を煮て英雄を論ず』1 |
5 | 第二一回前半『曹操 酒を煮て英雄を論ず』2 |
6 | 第二七回『美髯公 千里 単騎を走らせ、漢寿侯 五関に六将を斬る』1 |
7 | 第二七回『美髯公 千里 単騎を走らせ、漢寿侯 五関に六将を斬る』2 |
8 | 第三七回後半『劉元徳、草廬に三顧す』1 |
9 | 第三七回後半『劉元徳、草廬に三顧す』2 |
10 | 第五〇回後半『義雲長、義もて曹操を釈す』1 |
11 | 第五〇回後半『義雲長、義もて曹操を釈す』2 |
12 | 第七七回『玉泉山に関公、聖を顕わし、洛陽城に曹操、神に感ず』1 |
13 | 第七七回『玉泉山に関公、聖を顕わし、洛陽城に曹操、神に感ず』2 |
14 | まとめ(1) |
15 | まとめ(2) |
その他 | |
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参考書 | 小川環 『完訳三国志 (全10巻 岩波文庫)』 岩波書店 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(70%)、平常点(30%) |
オフィスアワー | 木曜1時限中文学生室 |