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東洋史研究実習1

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科目名 東洋史研究実習1
旧カリキュラム名 東洋史研究実習1
教員名 綿貫 哲郎
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 中国語の論文を読む
授業のねらい・到達目標 「東洋史」の卒業論文を書こうとする学生の多くが,先行研究にあたる際,日本語の論文だけでなく中国語の論文を読まなければならないことは言うまでもない。そのような学生を対象に,じっくりと時間をかけて中国語の論文を日本語に翻訳し読み込む作業をおこなう。
授業の方法 中国語の原文(文中に含まれる一部の漢文を含む)を辞書を引きながら徹底的に日本語に翻訳する。なお中国語は話せなくてよい。ただし通常以上の日本語能力・語彙(を学ぶ覚悟)を必要とする。講義に用いるテキストは,中国近世~近現代史または中国民族史に関する論文を予定している。
履修条件 毎回中国語辞典(中日辞典)を持参できる学生。なお,中国語辞典を買うならば,愛知大学中日大辞典編纂処編『中日大辞典』(大修館書店)がよい(できるだけ初版本が望ましい)。それ以外の一般的な辞書は歴史的な語彙が少なく,中国史研究にはまったく使いものにならない。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 予習・復習は必須。あわせて文中に出てくる歴史的な用語も調べてくることを希望する。中国語を翻訳するのはあくまで手段・方法であり,本来の目標は論文そのものを理解することにあるため。
授業計画
1 授業の進め方,テキストの決定
2 中国語の論文を読む(1)
3 中国語の論文を読む(2)
4 中国語の論文を読む(3)
5 中国語の論文を読む(4)
6 中国語の論文を読む(5)
7 中国語の論文を読む(6)
8 中国語の論文を読む(7)
9 中国語の論文を読む(8)
10 中国語の論文を読む(9)
11 中国語の論文を読む(10)
12 中国語の論文を読む(11)
13 中国語の論文を読む(12)
14 中国語の論文を読む(13)
15 まとめ,レポートの提出
その他
成績評価の方法及び基準 平常点(30%)、レポート(30%)、予習・復習(40%)
毎回出席することを前提として評価する。
オフィスアワー 講義終了後及びメール([email protected])にて。なおメールの「件名」には「日本大学文理学部」「学籍番号」「氏名」のみ記載のこと(例:「日本大学文理学部:0123456文理太郎」)。
備考 毎回中国語辞書(日中辞典)を持参すること。電子辞書でもかまわないが,できるだけ紙媒体の辞書の持参を希望する(初心者に電子辞書は使いづらい)。日本語の語彙に自信がない学生は,あわせて国語辞典(日本語辞典)の持参も勧める。中国語の文章にじっくり取り組み日本語に翻訳する機会はめったにない貴重な経験である。この90分の授業時間は,普段のせわしい外界と遮断され,密度の濃い時間をすごせるはずである。

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