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科目名 | 日本史特講2 | ||||
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旧カリキュラム名 | 日本史特講2 | ||||
教員名 | 霜村 光寿 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 近代日本の司法と大学教育―山岡萬之助を中心に― |
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授業のねらい・到達目標 | 司法と教育は近代国家の根幹をなす事業であり、それらが機能するためには政治との関わりも必要であった。明治後期に判事・検事として活躍した山岡萬之助は、大正期には司法省・内務省の官吏として法の実務に深く関わった。また、学者としても高名で、日本法律学校の卒業生であるだけでなく学長にもなるなど、日本大学と関係の深い人物である。本講義では主に山岡の思想的側面に着目し、司法・教育・政治にどのように関わり影響を与えたかを史料から読み解き、歴史学的な思考の習得を目的とする。 |
授業の方法 | 配布プリントを用いた講義形式。各回とも、出席票の裏に授業の感想、質問等を記入し提出(質問には、次の回の講義冒頭で回答)。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 本講義は戦前日本の司法や教育・政治状況を山岡という人物を軸に、歴史学的に読み解くことを目的としている。授業内で現時的な問題には基本的に触れないが、山岡は特に、現在我々が学ぶ日本大学と密接な関係を持った人物であるので、本学がどのような理念に基づいて運営されているかなどに関心を持てるようになることも望ましい。なお、授業計画は変更となる場合がある。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス(授業内容および注意事項の説明) |
2 | 各分野の分析方法について―政治史・法学史・大学史― |
3 | 思想の形成―生い立ち~日本法律学校時代― |
4 | 判事・検事としての活動―明治期の山岡― |
5 | 学者としての活躍―大正期の山岡(1)― |
6 | 司法官僚としての業績(1)―大正期の山岡(2)― |
7 | 司法官僚としての業績(2)―昭和初期の山岡(1)― |
8 | 内務官僚としての業績―昭和初期の山岡(2)― |
9 | 貴族院議員としての活動―昭和戦前期― |
10 | 教育者としての山岡萬之助(1)―日本大学との関係を中心に― |
11 | 教育者としての山岡萬之助(2)―法曹養成講座としての山岡研究室― |
12 | 戦後の山岡萬之助 |
13 | 授業内試験と解説(1) |
14 | 授業内試験と解説(2) |
15 | 講義内容の補足・まとめ |
その他 | |
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教科書 | プリント配布。 |
参考書 | 授業の中で適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、平常点(50%) 平常点は、出席票で評価(出席票裏に記入する内容も含む)。試験は第13回もしくは第14回の授業時に行う。 |
オフィスアワー | 講義終了後30分間、本館2階講師室にて。 |
備考 | 私語など他の学生の迷惑となる行為は厳禁。 |