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科目名 | 美学演習7 | ||||
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教員名 | 高橋 陽一郎 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 現代美学の基本文献読解 |
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授業のねらい・到達目標 | 「フランクフルト学派」と呼ばれる20世紀ドイツの思想グループがある。この学派に属する人々は、現代社会の現実的な諸問題を危機意識をもって哲学的に考察した。そのなかでアドルノとともに藝術に対し鋭い考察をおこなったのが、ヴァルター・ベンヤミンである。この演習ではその代表的評論「複製技術の時代の芸術作品」を講読する。われわれの周囲にも氾濫する「複製技術」がどれほど現代という時代を映し出しているか、またその内に潜む危険がどのような種類のものか、本篇を読み解くことで鮮明に理解されることと思う。 |
授業の方法 | 輪読形式で進める. |
履修条件 | なし |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | ベンヤミンの思想を十全に理解するために、授業後、その日のテキストで問題となった事柄をノートすることが望ましい。また、理解を助けるために大いに質問されたい。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス:演習の目的や授業の進め方について、「フランクフルト学派」について |
2 | ベンヤミンの生涯と思想、ハイデガーの技術論 |
3 | 「複製技術の時代の藝術作品」講読(1) |
4 | 「複製技術の時代の藝術作品」講読(2) |
5 | 「複製技術の時代の藝術作品」講読(3) |
6 | 「複製技術の時代の藝術作品」講読(4) |
7 | 「複製技術の時代の藝術作品」講読(5) |
8 | 「複製技術の時代の藝術作品」講読(6) |
9 | 「複製技術の時代の藝術作品」講読(7) |
10 | 「複製技術の時代の藝術作品」講読(8) |
11 | 「複製技術の時代の藝術作品」講読(9) |
12 | 「複製技術の時代の藝術作品」講読(10) |
13 | 「複製技術の時代の藝術作品」講読(11) |
14 | 「複製技術の時代の藝術作品」講読(12) |
15 | 授業のまとめ―複製技術と現代― |
その他 | |
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教科書 | W. ベンヤミン(野村修編訳) 『ボードレール 他5篇』 岩波文庫 |
参考書 | 授業中に適宜指示する |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(50%)、授業参画度(50%) 毎回出席を取る。出席率が50パーセントに満たない受講者は評価対象外とする。 |
オフィスアワー | 水曜日12:10~13:00、2号館21202 |