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美学演習2

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科目名 美学演習2
教員名 久保 光志
単位数    1 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 哲学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ ニーチェ『悲劇の誕生』2
授業のねらい・到達目標 「美学演習1」に引き続いて、『悲劇の誕生』を読み進めることにより、テキスト読解の能力を養うとともに、ニーチェの美学の概要を習得する。また、この作業を通して、近代美学のはらむ問題への洞察を獲得する。
授業の方法 演習形式
履修条件 各人が、事前にテキストを熟読し、問題点を把握、授業で提起することが求められる。また、担当にあたった者には、レジュメの作成が課せられる。

事前学修・事後学修,授業計画コメント テキストをもとに発表、討論を行うので、事前にテキストを精読し、図書館などを利用して、関係事項などを調査しておくことが要求される。
授業計画
1 導入 オペラの成立と悲劇
2 悲劇の死
3 エウリピデスの美的ソクラテス主義
4 ソクラテスとプラトン
5 理論的人間と悲劇的認識
6 音楽と悲劇
7 理論的世界観の藝術的現象
8 アレクサンドリア的文化
9 オペラ文化と悲劇の再生
10 現代の文化
11 ヴァーグナーの楽劇
12 ドイツ神話の再生
13 音楽の不協和音
14 課題学習
15 まとめと反省
その他
教科書 ニーチェ 『悲劇の誕生』 岩波文庫
ニーチェの『悲劇の誕生は岩波文庫以外でも入手可能であるが、授業の進行上、指定されたものを準備すること。
参考書 『『ギリシア悲劇』Ⅰ〜Ⅳ』 ちくま文庫
成績評価の方法及び基準 平常点(30%)、レポート(50%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー 水曜日、PM12:10~13:00、2018(久保研究室)

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