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科目名 | 家族社会学応用研究1 | ||||
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教員名 | 久保田 裕之 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 家族社会学理論の古典購読(上級編1) |
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授業のねらい・到達目標 | この授業では、日本の家族社会学研究における重要な論文・文献の講読を通じて、これまでの日本の家族社会学の理論・実証研究の歴史と争点を把握できるようになることを目的とする。今学期は、日本の教育社会学者山村賢明の論集『社会化の理論』の講読を行い、現代の家族における「社会化(socialization)」の問題について検討する。 |
授業の方法 | 授業は少人数による演習形式で行う。具体的には、交代で課題文献のレジュメを作成し、報告、議論を行う。レジュメを担当しない回でも、文献の該当箇所はざっくりと読んでくること。最終的に、課題文献を自分の修士論文にどのように役立てられるかについての簡単な講読レポート(A4で2頁程度)を提出する。 |
履修条件 | 特になし。心理・教育学系の院生の履修や、関心のある学部生のオブザーバー参加も歓迎する。 |
授業計画 | |
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1 | 授業ガイダンス:担当箇所の割り当てと報告計画 |
2 | 第1章「社会化研究の理論的諸問題」 |
3 | 第2章「発達の社会的過程」 |
4 | 第3章「社会化の論理」 |
5 | 第4章「[付論]日本人の経済的社会化序説」 |
6 | 第5章「解釈的パラダイムと教育研究――エスノメソドロジーを中心として」 |
7 | 第6章「教育社会学の研究方法――解釈的アプローチについての覚え書き」 |
8 | 第7章「集団の情緒的側面と母子関係」 |
9 | 第8章「現代日本の子ども観」 |
10 | 第9章「現代家族における社会化問題」 |
11 | 第10章「学校文化と子どもの地位分化――ガキ大将の行方をめぐって」 |
12 | 第11章「現代日本の家族と教育――受験体制の社会学に向けて」 |
13 | 第12章「子ども・青年研究の展開」 |
14 | 第13章「メディア社会と子ども論のジレンマ――なぜ子どもは見えないか」 |
15 | まとめ: 現代家族における子どもの社会化 |
その他 | |
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教科書 | 門脇厚司・北澤毅編 『『山村賢明教育社会学論集――社会化の理論』』 世織書房 2008年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業参画度(70%) 古典講読の授業なので、基本的には授業への参画(レジュメ作成+議論への貢献)70%に加えて、学期末に提出する講読レポート(A4で2頁程度)30%をもとに総合的に評価する。詳細は初回の授業ガイダンスで確認すること。 |
オフィスアワー | 授業期間中の毎週水曜昼休み/毎週金曜昼休み 本館4階久保田研究室(H419) |
備考 | email: [email protected] twitter: @hkubota_lecture |