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科目名 | ゼミナール1 | ||||
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教員名 | 久保田 裕之 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 通年 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 「家族」と「福祉」の社会学1 |
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授業のねらい・到達目標 | この授業では、「家族」と「福祉」に関する社会問題・社会現象の中から、各自が最も興味のあるテーマを選択し、実際に調査研究を行うことで、翌年の「ゼミナール2」と併せて卒業論文(A4で30頁以上)を完成させることを目的とする。 |
授業の方法 | 初年度の「ゼミナール1」は、原則として、全員参加の演習形式で実施する。具体的には、毎回全員が自分の研究に関する5分程度の研究報告を行い、全員で議論することを繰り返しながら、1)研究テーマの絞り方、2)関連する資料や文献の集め方、3)読書ノートの作り方、4)リサーチ・クエスチョンの立て方、5)調査対象の設定と調査計画の立案の仕方、6)学術的な論文執筆の方法、7)論理的な論証の仕方、について具体的に学んでいく。最終的に、2月末までに卒業論文草稿(A4で20頁程度)を執筆する。 |
履修条件 | 原則として、セレクションの結果受講を認められた社会学科3年生。また、原則として「生活構造論」「家族社会学1」を履修済みであるとこと。併せて「家族社会学2」(前学期)、「社会運動論」(後学期)を受講できること。さらに、必須ではないが、自分の選んだテーマに関連する講義、および、質的調査に関する講義・実習と併せて受講することが望ましい。 |
授業計画 | |
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1 | 前学期ガイダンス:自己紹介と研究計画の発表会 |
2 | 文献リストと読書計画の作成 |
3 | 基礎文献購読(1) |
4 | 基礎文献購読(2) |
5 | 基礎文献購読(3) |
6 | 基礎文献購読(4) |
7 | 論文執筆法(1) |
8 | 論文執筆法(2) |
9 | 論文執筆法(3) |
10 | 調査計画立案(1) |
11 | 調査計画立案(2) |
12 | 調査計画立案(3) |
13 | 調査計画立案(4) |
14 | (調査計画発表準備) |
15 | 調査計画発表会 |
16 | 後学期ガイダンス:調査報告会 |
17 | 先行研究の整理(1) |
18 | 先行研究の整理(2) |
19 | 先行研究の整理(3) |
20 | 先行研究の整理(4) |
21 | データの分析(1) |
22 | データの分析(2) |
23 | データの分析(3) |
24 | データの分析(4) |
25 | 議論と結論(1) |
26 | 議論と結論(2) |
27 | 議論と結論(3) |
28 | 議論と結論(4) |
29 | (卒論草稿発表準備) |
30 | 卒論草稿の発表会 |
その他 | |
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教科書 | 湯沢雍彦・宮本みち子編 『新版 データで読む家族問題』 NHK出版会 2008年 戸田山和久 『新版 論文の教室』 NHK出版会 2012年 指定した教科書はデータブックに近いものだが、現代の家族をめぐる状況を統計的に概観するうえでも重要なので、遅くとも2回目の授業までに用意しておくこと。ネットなどで古本を購入してもかまわないが、その場合は版の新しさに注意すること。また、論文の書き方についての教科書も挙げておくので、持っていない受講生はこの機会に購入しておくこと。 |
参考書 | 畠中宗一編 『よくわかる家族福祉 第2版』 ミネルヴァ書房 2006年 第2版 野々山久也編 『家族福祉の視点――多様化するライフスタイルを生きる』 1992年 三重野卓・平岡公一 『改訂版 福祉政策の理論と実際―福祉社会学研究入門』 東信堂 2006年 家族と福祉に関心を持った受講生のために3冊を挙げておく。購入しておく必要はないが、卒業論文作成のために役立てて欲しい。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(10%)、授業参画度(90%) 授業への参画(毎回の報告+議論への貢献)90%、および学期末に提出する卒業論文草稿(A4で20頁程度)10%をもとに総合的に評価する。詳細は初回の授業ガイダンスで確認すること。 |
オフィスアワー | 授業期間中の毎週水曜昼休み/毎週金曜昼休み 本館4階久保田研究室(H419) |
備考 | email: [email protected] twitter: @hkubota_lecture |