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科目名 | 英米文学特殊講義4 | ||||
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旧カリキュラム名 | 英米文学特殊講義Ⅱ | ||||
教員名 | 野呂 有子 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | William Shakespeareと並び称されるイギリスの叙事詩人John Milton,Paradise Lostを精読する。後期は第10巻を読み通す。 文学作品として鑑賞し、叙事詩の特性を理解する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 大学院修士の学生にふさわしく、The Oxford English Dictionary を参照しつつ、ミルトンの詩の文法構造を理解する。更に英詩としてのミルトン作品を文学的に鑑賞しつつ、イギリス文学の本質に迫る。到達目標は、OED を参照して、必要な情報を入手するなど、OED を使いこなすことができるようになること。また、文法構造を理解して、ある一定の詩のまとまりを日本語に翻訳することができるようになること。 |
授業の方法 | 学生が輪番制で内容を分担し、該当箇所を精読、OED を使いこなして、文法構造などを説明し、自分の翻訳を皆に提示して、それについてdiscussion形式で意見を交換しあい、知識を共有のものとする。それに対して担当教師が、当該箇所に関する文学批評などを提示して釈義する。半期に一度くらい、学生は自分が問題箇所と見なす部分を中心に発表を行う。 |
履修条件 | 本講座の意図について十分理解し、積極的に参加する意志のある学生であること。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 学生は前もって自分の担当する箇所についてOED を参照し、必要事項をリポートにしてまとめておくこと。また、難解な箇所については、既に出版されている翻訳書などを参照し、自分の問題意識の有りどころ、及び、理解不十分な箇所について明確にしておく必要がある。 |
授業計画 | |
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1 | Paradise Lost 第10巻 その1 |
2 | Paradise Lost 第10巻 その2 |
3 | Paradise Lost 第10巻 その3 |
4 | Paradise Lost 第10巻 その4 |
5 | Paradise Lost 第10巻 その5 |
6 | Paradise Lost 第10巻 その6 |
7 | Paradise Lost 第10巻 その7 |
8 | Paradise Lost 第10巻 その8 |
9 | Paradise Lost 第10巻 その9 |
10 | Paradise Lost 第10巻 その10 |
11 | Paradise Lost 第10巻 その11 |
12 | Paradise Lost 第10巻 その12 |
13 | Paradise Lost 第10巻 その13 |
14 | 授業内容を踏まえて課題提出 |
15 | 授業内容及び課題を踏まえて総まとめ |
その他 | |
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教科書 | Alastair Fowler, John Milton: Paradise Lost, Longman |
参考書 | 新井明訳『楽園の喪失』(大修館書店)、平井正穂訳『失楽園』(岩波書店) |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(30%)、レポート(40%)、授業参画度(30%) 大学院では、学生は自ら率先して、問題意識を持ち、自分の研究課題を深める努力を常に続けることが望ましい。そうした意欲が形に見えれば、到達程度が多少不十分であっても、高く評価されると考えてよい。 |
オフィスアワー | 火曜日昼休み(毎週)、水曜日3限(各月の第二水曜日[第一水曜日が休日の場合は第三水曜日])に野呂研究室で |