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近代文学特殊講義4

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科目名 近代文学特殊講義4
教員名 金子 明雄
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 国文学専攻
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 現代批評理論のキーワード
授業のねらい・到達目標 この授業は、「文学作品」を鑑賞・味読する方法を学習することにではなく、現代世界に生きる一個人として、「文学作品」を通して、いったい何が考えられるのかという可能性を追究することをねらいとする。現代の文芸批評や研究のキー概念のいくつかを検討することによって、「文学作品」の考察がどのような問題領域に接続されているかを確認し、あわせてその問題領域をさらに広げていく手法を学ぶ。
授業の方法 授業は講義と演習を併せた形式をとる。一つのキー概念に関して、原則的に二回の授業を割り当て、キー概念に対する基本的な講義に続いて、担当者を決めて一回目に概念の基本的な理解を狙いとした報告を、二回目に実際の文学作品を用いたその概念の具体的な応用例の報告を行ってもらい、それに基づいて受講者全員でディスカッションする。
授業計画
1 「文学理論」の効用(ガイダンス)
2 授業で取り上げるキーワードの決定、分担・スケジュールの決定
報告についての注意
3 「文学理論」の動向(講義)
4 キーワード1についての報告・ディスカッション1
5 キーワード1についての報告・ディスカッション2
6 キーワード2についての報告・ディスカッション1
7 キーワード2についての報告・ディスカッション2
8 キーワード3についての報告・ディスカッション1
9 キーワード3についての報告・ディスカッション2
10 キーワード4についての報告・ディスカッション1
11 キーワード4についての報告・ディスカッション2
12 キーワード5についての報告・ディスカッション1
13 キーワード5についての報告・ディスカッション2
14 キーワード6についての報告・ディスカッション1
15 キーワード6についての報告・ディスカッション2
まとめ
その他
教科書 教科書は使用しない。
参考書 フランク・レントリッキア、トマス・マクローリン 『現代批評理論 22の基本概念』 平凡社 1994年
フランク・レントリッキア、トマス・マクラフリン 『続・現代批評理論 +6の基本概念』 平凡社 2001年
成績評価の方法及び基準 平常点(40%)、レポート(60%)
授業内でのディスカッションへの参加態度、レビューシートの提出状況・内容を平常点とする。
オフィスアワー 木曜日3時限目、金曜日5時限目。質問等がある場合は、事前にメールで予約すること。

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