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応用研究7

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科目名 応用研究7
教員名 阿部 好臣
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 国文学専攻
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 源氏物語から広がる物語世界
授業のねらい・到達目標 物語文学の最高峰である源氏物語を、どのように応用しながら新たな世界を構築したかを探る。従来の〈読み〉を超えて、中世の営みが如何に豊かな王朝取りをしていたかが認識でき、物語の持つ深い魅力を知ることが出来るようにする。
授業の方法 『源氏物語』の概説から始めて、室町時代物語の特に王朝物(恋愛物)と区分される作品を、『源氏物語』応用という観点から分析・読解する。
授業計画
1 『源氏物語』概説
2 室町時代物語(御伽草子)の概説
3 『源氏物語』浮舟の物語について
4 入水譚の系譜(1)『大和物語』『狭衣物語』などの平安朝物語
5 入水譚の系譜(2)鎌倉時代物語など
6 『うたたねの草子』とその系譜
7 『うたたねの草子』分析・読解
8 『源氏物語』帚木巻「雨夜の品定め」とその系譜
9 『三人法師』の分析・読解(1)
10 『三人法師』の分析・読解(2)
11 和歌を読むこと『鉢かづき』とその周辺(1)
12 和歌を読むこと『鉢かづき』とその周辺(2)
13 継子物の様相『岩屋の草子』『花世の姫』などを考える
14 レポート課題の添削
15 総括
その他
教科書 適宜、プリントの配布などで材料は提示するほか、各自の調査資料などを用いる。
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、レポート(60%)、授業参画度(20%)

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