英語学特殊講義3

授業テーマ	第二言語習得理論に立脚した英語教育法・コミュニケーション能力育成のための外国語指導
授業のねらい・到達目標	第二言語習得理論を踏まえた外国語としての英語教育、とりわけタスク・ベース指導について学習する。コミュニケーションに使えるような英語発信能力を育成する指導とはどういうものかを学び、指導現場で応用できる力を養う。
授業の方法	テキストの担当箇所を決めて、学生がその内容を発表していく演習形式をとる。テキストの内容の発表に基づき、受講生全員でディスカッションを行う。また、テキストで学んだことや議論したこと等を踏まえて、指導現場で利用可能なタスクを作成する。
履修条件	前期のみの受講・可
事前学修・事後学修，授業計画コメント	自分が発表担当であるかどうかにかかわらず、毎回テキストの予習をしてくること。また、テキストで学んだことを踏まえるとどのような指導が効果的か、具体的なタスクを作成する課題に積極的に取り組むこと。

授業計画
1	授業テーマと目標、および授業の進め方について説明する。テキストの発表担当箇所を指定するので、必ずテキストを持参すること。
2	The basis of a task-based approach 1: Alternative approaches to teaching
3	The basis of a task-based approach 2: (1) Language as meaning (2) Task characterization
4	Task-based sequences in the classroom 1: Task sequences and planning with focus on form
5	Task-based sequences in the classroom 2: Second language acquisition research and TBT
6	Tasks based on written texts 1: (1) Reading for a purpose (2) Discussion, predicting, and jigsaw tasks
7	Tasks based on written texts 2: (1) General knowledge tasks (2) Using corrupted texts and recycling texts
8	Tasks based on spoken texts 1
9	Tasks based on spoken texts 2
10	From topic to tasks 1: Tasks involving listing
11	From topic to tasks 2: Tasks involving ordering and sorting
12	From topic to tasks 3: (1) Visual support (2) Integrating reading and writing
13	From topic to tasks 4: Matching
14	From topic to tasks 5: Comparing and contrasting
15	From topic to tasks 6: Problem-solving, projects, and storytelling

その他
教科書	Dave Willis & Jane Willis, Doing Task-based Teaching:Oxford Handbooks for Language Teachers, Oxford University Press, 2007
成績評価の方法及び基準	平常点(50%)、レポート(30%)、授業参画度(20%) 平常点には、授業内口頭発表（テキスト発表担当箇所の内容のまとめ）の評価や、テキストの章に沿って作成するオリジナル・タスクの評価が含まれる。授業参画度には、ディスカッション（テキストで取り上げられた論点およびタスク作成に関するさまざまな議論）への積極的参加が含まれる。
オフィスアワー	e-mailでアポをとること。